ヤンキースはファン・ソトを大型トレードで獲得し、アーロン・ジャッジと打線の中核を強化する補強に成功しました。
左打ちの強打の外野手というのが補強ポイントであったため、その狙い通りの動きとなったのですが、不安材料がないわけではありません。
その不安材料について、FOXスポーツのJake MintzがThe Yankees added a superstar in Juan Soto — but now face defensive challengesで以下のように伝えています。
The three-time All-Star is an offensive terror, a force to be reckoned with, but has recently devolved into a truly awful outfielder. According to Statcast’s Outs Above Average metric (OAA), Soto was the sixth-worst defensive outfielder in baseball this past season.
優れた攻撃力の一方で、外野手としてはひどくなっていて、スタットキャストによるデータでは昨シーズンの外野手の中でMLB全体で6番目に悪い数字が残っているようです。
Soto in left, Judge in center and Verdugo in right aren’t exactly a gold glove trio, raising questions about the team’s run prevention in 2024.
アレックス・ベルドゥーゴもトレードで獲得したことで、現時点ではソトがレフト、センターがジャッジ、ライトがベルドゥーゴという布陣となりますが、ゴールドグラブ賞がとれるような守備力があるとはいないトリオで、失点を防ぐ面では不安があるとのことです。
データによるとアーロン・ジャッジは最も足が遅い中堅手となるようで、守備のデータではやや平均値を下回るようです。
本来はファン・ソトを指名打者で起用するくらいが守備面では安心できるのですが、ジャンカルロ・スタントンの事実上の指定席となっています。
攻撃面が強力になりますが、守備面でどのような影響があるのか注目されます。
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