【2023‐24】レッドソックスは投手陣の補強を優先か

レッドソックスの2023年はア・リーグ東地区の最下位に沈み、良いものではありませんでした。

ここから再びプレーオフを目指すには、ロースター全体を強化する必要があるのですが、その中でも投手陣の、特に先発投手の補強に動いているようです。

MassLive.comのChris Cotilloが以下のように伝えています。

先発投手の補強に軸足を置いていると同時に、ロバート・スティーブンソン、アーメッド・ロザリオにも関心を示していることが情報としてあるようです。

ボストン・レッドソックスのチーム防御率4.52は両リーグ21位、先発投手の防御率4.62は両リーグ22位と、大きな弱点の一つとなった2023年でした。

その強いとは言えない先発ローテーションからジェームズ・パクストン(96回/防御率4.50/WHIP1.31)がFAとなり、さらに手薄になっています。

2023年12月29日時点でのレッドソックスの先発ローテーションは以下のとおりとなっています。

  1. クリス・セール(投球回102.2/防御率4.30/WHIP1.13)
  2. ニック・ピベッタ(投球回142.2/防御率4.04/WHIP1.12)
  3. ブライアン・ベイオ(投球回157.0/防御率4.24/WHIP1.34)
  4. カッター・クロフォード(投球回129.1/防御率4.04/WHIP1.11)
  5. タナー・ハウク(投球回106.0/防御率5.01/WHIP1.37)

軒並み防御率4点台という先発ローテで、104勝したオリオールズ、99勝したレイズとの差を埋めるのは容易ではありません。

しかも、ヤンキースはファン・ソトなどの獲得で、すでに戦力アップができています。

オーナーは強化するためにフルスロットルで動くと明言したのですが、いまだ小規模のトレードとFA契約にとどまっています。

インパクトのある先発投手の補強ができるのか、今後の動向が注目されます。

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