レッドソックスの2023年はア・リーグ東地区の最下位に沈み、良いものではありませんでした。
ここから再びプレーオフを目指すには、ロースター全体を強化する必要があるのですが、その中でも投手陣の、特に先発投手の補強に動いているようです。
MassLive.comのChris Cotilloが以下のように伝えています。
While Red Sox remain focused on starters as top priority, they're active in a few markets. Have heard they've poked around on Robert Stephenson and Amed Rosario, among others. Not sure how strong they are on those players.
— Chris Cotillo (@ChrisCotillo) December 28, 2023
先発投手の補強に軸足を置いていると同時に、ロバート・スティーブンソン、アーメッド・ロザリオにも関心を示していることが情報としてあるようです。
ボストン・レッドソックスのチーム防御率4.52は両リーグ21位、先発投手の防御率4.62は両リーグ22位と、大きな弱点の一つとなった2023年でした。
その強いとは言えない先発ローテーションからジェームズ・パクストン(96回/防御率4.50/WHIP1.31)がFAとなり、さらに手薄になっています。
2023年12月29日時点でのレッドソックスの先発ローテーションは以下のとおりとなっています。
- クリス・セール(投球回102.2/防御率4.30/WHIP1.13)
- ニック・ピベッタ(投球回142.2/防御率4.04/WHIP1.12)
- ブライアン・ベイオ(投球回157.0/防御率4.24/WHIP1.34)
- カッター・クロフォード(投球回129.1/防御率4.04/WHIP1.11)
- タナー・ハウク(投球回106.0/防御率5.01/WHIP1.37)
軒並み防御率4点台という先発ローテで、104勝したオリオールズ、99勝したレイズとの差を埋めるのは容易ではありません。
しかも、ヤンキースはファン・ソトなどの獲得で、すでに戦力アップができています。
オーナーは強化するためにフルスロットルで動くと明言したのですが、いまだ小規模のトレードとFA契約にとどまっています。
インパクトのある先発投手の補強ができるのか、今後の動向が注目されます。
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