ヤンキースは年俸調停権を有するファン・ソトと、1年3100万ドルで合意し、年俸調停を回避しました。
さらにフリーエージェントのマーカス・ストローマンと2年3700万ドルで合意しました。
この2つの契約に加えて、トレードで獲得した年俸調停権を有するアレックス・ベルドゥーゴと1年870万ドルと合意しています。
その結果、ヤンキースの2024年シーズン開幕時の年俸総額が初めて3億ドルを超えることになるようです。
New York PostのGreg JoyceがYankees projected to surpass $300 million luxury tax payroll for first timeで以下のように伝えています。
After agreeing to terms on Thursday night with Marcus Stroman on a two-year, $37 million contract, the Yankees are now projected to surpass a $300 million luxury tax payroll for the first time in franchise history — barring further trades.
さらなるトレードでの削減がない限り、ぜいたく税の対象となる年俸の総額は2024年開幕時に3億ドルを超えることになるようです。
それに伴いぜいたく税(戦力均衡税)が発生することになるのですが、その金額は4840万ドルとなるようです。
年俸総額が3億ドルを超えるのはメッツの3億1940万ドル、ドジャースが3億720万ドルに続いて、ヤンキースが3球団目となります。
ヤンキースのぜいたく税(戦力均衡税)の対象となる年俸総額に加算されている主な選手の年俸は以下のとおりとなっています。
選手名 | 年俸 |
---|---|
アーロン・ジャッジ | 4000万ドル |
ゲリット・コール | 3600万ドル |
ファン・ソト | 3100万ドル |
カルロス・ロンドン | 2700万ドル |
ジャンカルロ・スタントン | 2500万ドル |
アンソニー・リゾ | 2000万ドル |
マーカス・ストローマン | 1850万ドル |
DJ.ルメイユ | 1500万ドル |
グレイバー・トーレス | 1420万ドル |
アレックス・ベルドゥーゴ | 870万ドル |
クレイ・ホームズ | 600万ドル |
トミー・ケインリー | 575万ドル |
トレント・グリシャム | 550万ドル |
ネスター・コーテズ | 395万ドル |
ホセ・トレビーノ | 273万ドル |
ジョナタン・ロアイシガ | 250万ドル |
クラーク・シュミット | 202万5000ドル |
ルーク・ウィーバー | 200万ドル |
ビクター・ゴンザレス | 86万ドル |
2023‐24シーズンオフではFA契約はマーカス・ストローマンが最後になる可能性もあります。
ただ、ブルペンを強化したくあるようなので、トレード補強を含めて今後の動向が気になります。