ロナルド・アクーニャは契約延長を希望も…格安の現契約が障害か

ロナルド・アクーニャ・ジュニアは、41本塁打、73盗塁、打率.337/出塁率.416/長打率.596/OPS1.012という素晴らしい成績でナ・リーグMVPを獲得しました。

そのロナルド・アクーニャ・ジュニアが生涯ブレーブスと、それに見合った契約を求めていることをThe Athelticに明かしています。

ロナルド・アクーニャは本来であれば2024年がメジャー5年目の扱いで年俸調停権を有していれば、ファン・ソトや大谷翔平のように2000万ドル以上の契約を手にしていてもおかしくはありません。

ただ、2019年から2026年まで結んだ契約延長により、年俸は1700万ドルとなっています。これは非常にブレーブスにとってはお買い得な契約です。

8年1億ドルの契約の詳しい内訳は以下のとおりとなっています。

年度 年齢 年俸 備考
2019 21 $560,000
2020 22 $1,000,000
2021 23 $5,000,000
2022 24 $15,000,000
2023 25 $17,000,000
2024 26 $17,000,000
2025 27 $17,000,000
2026 28 $17,000,000
2027 29 *$17,000,000 Team Option, $10M Buyout
2028 30 *$17,000,000 Team Option

チームオプションも含めると2024年から2028年まで1700万ドルの年俸でブレーブスはロナルド・アクーニャをコントロールできることになります。

そして契約の最終年が30歳になることを考えると、ブレーブスが先行投資により、ロナルド・アクーニャの一番良い時期をコントロールできます。

ブレーブスからするとリスクをとって先行投資をした結果、その報酬として格安の金額でスタープレイヤーをチームにとどめることができたわけなので、特に焦る必要はありません。

ロナルド・アクーニャからすると2023年の好成績でも2024年は年俸据え置きになりますので、そこは物足りなく感じるかもしれません。

ただ、ブレーブスの先見の明があった契約延長でしたし、金銭的なところはシビアなところがあるチームのため、今すぐにアクーニャの希望にこたえる可能性は低そうです。

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