ドジャースは2023‐24シーズンオフに大谷翔平に10年7億ドル、山本由伸に12年3億2500万ドル、タイラー・グラスノーの契約延長に5年1億3650万ドルの大金を費やしました。
しかし、まだ資金が尽きることはないようです。
正捕手であるウィル・スミスとの契約延長にドジャースが合意したようです。
The best catcher in baseball is here to stay.
The Los Angeles Dodgers and catcher Will Smith agree to a 10-year contract extension through the 2033 season. Congratulations, Will! pic.twitter.com/tMB5kCwqJp
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) March 27, 2024
2023年から2032年までの10年契約で合意したことがドジャースから正式に発表されています。
契約の総額は1億4000万ドルで、大谷翔平の契約と同様に後払いが設定されていることが伝えられています。
Will Smith’s 10-year, $140 million contract extension includes 32 percent deferred money (about $44.8 million), source tells The Athletic.
— Fabian Ardaya (@FabianArdaya) March 27, 2024
契約の32%にあたる4480万ドルが後払いになるようです。そのためぜいたく税に加算されるのは平均額の1400万ドルよりも少ない金額になる見込みです。
MLB公式サイトのMark Feinsandによると、1億4000万ドルのうち3000万ドルは契約金のようで、それ以外が年俸にあたる部分となります。その他のメディアの情報によると、最初の2年間に契約金は支払われ、契約を破棄できるオプトアウトは付帯していないと伝えられています。
この結果、ドジャースの抱える長期契約は以下のようになります。
- 山本由伸:12年3億2500ドル(2023 – 2034年)
- 大谷翔平:10年7億ドル(2023 – 2032年)
- ムーキー・ベッツ:12年3億6500万ドル(2021 – 2032年)
- ウィル・スミス:10年1億4000万ドル(2023 – 2032年)
- フレイディ・フリーマン:6年1億6200万ドル(2022 – 2027年)
- タイラー・グラスノー:5年1億3650万ドル(2023 – 2027年)
ドジャースのフロント、首脳陣はこの6人の選手を長期にわたるチームのコアと捉えていることになります。この戦略が功を奏するか、今後のドジャースが注目されます。