【PGAツアー】ソニー・オープン・イン・ハワイ2025の概要(1月9日-12日)

ソニーオープン・イン・ハワイ20251月9日から1月12日にわたり、ハワイ州ホノルルにあるワイアラエ・カントリークラブで行われます。

目次

ソニーオープン・イン・ハワイとは?

ソニーオープン・イン・ハワイの概要です。

概要

ソニーオープン・イン・ハワイは、1965年にハワイアンオープンとして初めて開催されました。

このトーナメントは、ハワイで開催された最初のPGAツアーのイベントで、1999年にタイトルスポンサーがソニーになり、現在のソニーオープン・イン・ハワイの名称になっています。

PGAツアーでは唯一、複数の日本人が優勝したトーナメントで、1983年に青木功2022年に松山英樹が制しています。青木功が優勝した当時はハワイアンオープンの名称でした。

ソニーオープン・イン・ハワイのトーナメント名の変遷は以下のとおりとなっています。

  • ハワイアンオープン(1965-1990)
  • ユナイテッド・ハワイアンオープン(1991)
  • ユナイテッド・エアラインズ・ハワイアンオープン(1992-1998)
  • ソニーオープン・イン・ハワイ(1999-現在)

最初の5回は秋に開催されていましたが、1970年は行われず、1971年2月へとスケジュールが変更され、その後、1月の上旬に定着しています。

トーナメントは設立当初から現在にいたるまでワイアラエ・カントリークラブで行われています。

このトーナメントは、ハワイのゴルフ愛好者とワイアラエカントリークラブの協力で設立されました。

現在、ソニーオープン・イン・ハワイは、ハワイ州のマウイ島で行われるザ・セントリーの翌週に開催される日程で定着しています。

年間最初のトーナメントは、ザ・セントリーですが、出場資格が厳格な限定フィールドとなっています。

そのためソニーオープン・イン・ハワイがフルフィールドのイベントしては年間最初のトーナメントともなっています。

ワイアラエ・カントリークラブ(ホストコース)

ワイアラエ・カントリークラブに関する情報です。

歴史・設立者・運営者

ワイアラエ・カントリークラブの歴史に関する情報です。

ワイアラエ・カントリークラブは、1927年にテリトリアルホテルカンパニー(Territorial Hotel Company)によって設立されました。

同年に開業したロイヤル・ハワイアンホテルと連携して作られました。以来、ハワイで最も有名なゴルフ場の一つとなっています。

このワイアラエ・カントリークラブは、メンバー所有のプライベートクラブであり、運営は理事会によって監督されています。

クラブは高い基準を維持しながら、メンバーにサービスを提供しています。プライベートクラブでありながら、ソニーオープン・イン・ハワイの開催期間中は一般公開されます。

コースの設計・特徴

ワイアラエ・カントリークラブは、アメリカの著名なゴルフコースデザイナー、セス・レイナー(Seth Raynor)がコースのレイアウトを設計し、自然の風景を取り入れた挑戦的なデザインが特徴です。

コースはオアフ島の美しい海岸沿いに位置し、素晴らしい海の眺めと熱帯の気候が特徴で、その景観から世界中のゴルファーに愛されています。

ワイアラエ・カントリークラブはパー70で、チャンピオンシップティーからの距離は7,044ヤードです。

コース記録はジャスティン・トーマスが保持しており、彼は2017年のソニーオープンの第1ラウンドで59を記録しました。

このコースの13番ホール(太平洋沿いの477ヤードのパー4)や、試合の決着に大きな影響を与えることが多い18番ホールの難しいパー5などが、勝敗を左右するホールとして知られています。

また海岸沿いのコースということもあり、海風の影響も勝敗を分けるポイントのひとつとなっています。

ワイアラエでは、グリーンにティフドワーフバミューダ芝フェアウェイとラフにはバミューダ芝が使用されています。

これらの芝はハワイの熱帯気候に適していて、海風にも強い耐久性があります。

歴代の優勝者・優勝賞金

ソニーオープン・イン・ハワイの2000年以降の優勝者と優勝賞金は以下の表のとおりとなっています。

スクロールできます
優勝者優勝賞金
2024グレイソン・マレー$1,494,000
2023キム・シウ$1,422,000
2022松山 英樹$1,350,000
2021ケビン・ナ$1,188,000
2020キャメロン・スミス$1,188,000
2019マット・クーチャー$1,152,000
2018パットン・キザイア$1,116,000
2017ジャスティン・トーマス$1,080,000
2016ファビアン・ゴメス$1,044,000
2015ジミー・ウォーカー$1,008,000
2014ジミー・ウォーカー$1,008,000
2013ラッセル・ヘンリー$1,008,000
2012ジョンソン・ワグナー$990,000
2011マーク・ウィルソン$990,000
2010ライアン・パーマー$990,000
2009ザック・ジョンソン$972,000
2008K.J.チョイ$954,000
2007ポール・ゴイドス$936,000
2006デビッド・トムズ$918,000
2005ビジェイ・シン$864,000
2004アーニー・エルス$864,000
2003アーニー・エルス$810,000
2002ジェリー・ケリー$720,000
2001ブラッド・ファクソン$720,000
2000ポール・エイジンガー$522,000

2025年大会の賞金配分・ポイント配分

2025年大会の賞金配分は情報が確認でき次第、更新する予定です。

それまでは参考として2024年の情報を掲載します。

2024年は賞金総額830万ドル、優勝賞金149万4000ドル、フェデックスカップ(FedExCup)ポイントは500ポイントという設定でした。

スクロールできます
RPrizePtsRPrizePts
1$1,494,00050016$143,17553
2$904,70030017$134,87551
3$572,70019018$126,57549
4$406,70013519$118,27547
5$340,30011020$109,97545
6$300,87510021$101,67543
7$280,1259022$93,37541
8$259,3758523$86,73539
9$242,7758024$80,09537
10$226,1757525$73,45535.5
11$209,5757026$66,81534
12$192,9756527$64,32532.5
13$176,3756028$61,83531
14$159,7755729$59,34529.5
15$151,4755530$56,85528

出場資格の一覧

ソニーオープン・イン・ハワイの出場資格はPGAツアーのプライオリティ・ランキングが適用されます。

プライオリティ・ランキングの情報は以下のページにまとめています。

【PGAツアー】優先出場資格・出場権・プライオリティ・ランキング

出場予定選手

ソニーオープン・イン・ハワイはフルフィールドのイベントですが、日照時間の関係で144名とやや少なめとなっています。

出場予定選手は情報が確認でき次第、更新する予定です。

なお、松山英樹選手はこの大会の前週開催のザ・セントリーに出場することが濃厚です。

また、この大会の歴代優勝者ということもあり、ソニーオープン・イン・ハワイとの連戦を選ぶ可能性が高いと予想されます。

PGAツアーメンバーである久常涼選手の出場する可能性が高いと考えれます。

ソニーがタイトルスポンサーということもあり、スポンサー招待で何人かのJGTOメンバーの日本人プレイヤーも出場する可能性があります。

テレビ放送・ネット配信

2025年のテレビ放送・ネット配信の情報は確認ができ次第、更新する予定です。

それまでは参考として2024年の情報を掲載しておきます。

2024年のソニーオープン・イン・ハワイのテレビ放送とネット配信の情報は以下の通りでした。

テレビ放送

【BSJapanext (BS 260ch)】

  • 1月14日(日)10:30~13:00(3日目)LIVE
  • 1月15日(月)8:00~10:30(最終日)LIVE

【ゴルフネットワーク (CS/CATV)】

  • 1月12日(金)9:00~12:30(1日目)LIVE
  • 1月13日(土)9:00~12:30(2日目)LIVE
  • 1月14日(日)9:00~12:30(3日目)LIVE
  • 1月15日(月)6:00~10:00(最終日)LIVE

ネット配信

【U-NEXT】

  • 1月12日(金)2:00~(1日目)LIVE
  • 1月13日(土)2:00~(2日目)LIVE
  • 1月14日(日)5:30~(3日目)LIVE
  • 1月15日(月)3:00~(最終日)LIVE

【ゴルフネットワークプラス】

  • 1月12日(金)9:00~12:30(1日目)LIVE
  • 1月13日(土)9:00~12:30(2日目)LIVE
  • 1月14日(日)9:00~12:30(3日目)LIVE
  • 1月15日(月)6:00~10:00(最終日)LIVE
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