MLBのオフシーズンの動向で気になるのはFA選手の契約先・移籍先だけでなく、手にする契約の年数と金額もです。
ESPNのKiley McDanielがRankings, contract projections for top 50 MLB free agentsで、そのFA選手の契約の年数と金額を予想しています。
50名をランクし予想しているのですが、ここでは日本人選手と上位15名の選手の予想をまとめています。年齢は2024シーズン開幕時のものとなります。
1. 大谷翔平（29歳・DH/RHP）10年5億2000万ドル（平均5200万ドル）
2. 山本由伸（25歳・RHP）7年2億1200万ドル（平均3030万ドル）
3. ブレイク・スネル（31歳・LHP）6年1億5000万ドル（平均2500万ドル）
4. コディ・ベリンジャー（28歳・CF）7年1億4700万ドル（平均2100万ドル）
5. アーロン・ノラ（30歳・RHP）5年1億2000万ドル（平均2400万ドル）
6. ジョーダン・モンゴメリー（31歳・LHP）5年1億600万ドル（平均2120万ドル）
7. ジョシュ・ヘイダー（29歳・LHP）5年1億500万ドル（平均2100万ドル）
8. マット・チャップマン（30歳・3B）4年1億ドル（平均2500万ドル）
9. エデュアルド・ロドリゲス（30歳・LHP）4年7200万ドル（平均1800万ドル）
10. ソニー・グレイ（34歳・RHP）3年6900万ドル（平均2300万ドル）
11. 今永昇太（30歳・LHP）4年6800万ドル（平均1700万ドル）
12. ルーカス・ジオリト（29歳・RHP）4年6800万ドル（平均1700万ドル）
13. マーカス・ストローマン（32歳・RHP）3年6300万ドル（平均2100万ドル）
14. イ・ジョンフ（25歳・RF）5年6300万ドル（平均1250万ドル）
15. テオスカー・ヘルナンデス（31歳・RF）3年5250万ドル（平均1750万ドル）
31. 前田健太（35歳・RHP）2年2200万ドル（平均1100万ドル）
39. 松井裕樹（28歳・LHP）2年1500万ドル（平均750万ドル）
日本人で新たにMLBと契約を結ぼうとしている野手はいないため、投手のみとなります。
2023年にメッツに移籍した千賀滉大は5年7500万ドルとなっています。菊池雄星がブルージェイズと結んでいる契約が2022年から24年の3年3600万ドルです。
2023年時点で最も高額な契約を結んでいる日本人投手はダルビッシュ有で、2023年から28年までの6年1億800万ドルです。
山本由伸が田中将大が結んだ7年1億5500万ドルを更新することは、メディカルチェックで問題が発生しない限り確実と予想されます。
今永昇太に関してはFA市場の動向次第では1億ドルに近い金額になるとも予想されています。千賀滉大の活躍は、MLBを目指している日本人投手にとって追い風になっています。
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