コディ・ベリンジャーが契約したことで、フリーエージェント市場で残る野手では一番の大物となったマット・チャップマンですが、サンフランシスコ・ジャイアンツと契約が合意したようです。
MLB公式サイトのMark Feinsand氏が以下のように伝えています。
Matt Chapman has agreed to a three-year, $54 million contract with the Giants, per source. The deal includes opt outs after each of the first two seasons. Chapman will earn $20 million in 2024, $18 million in 2025, and $16 million in 2026. @JonHeyman was on it.
— Mark Feinsand (@Feinsand) March 2, 2024
代理人はスコット・ボラス氏で、同じく代理人を務めるコディ・ベリンジャーと同様に1年目と2年目のそれぞれのシーズン終了後にフリーエージェントを選択できるオプトアウトが付帯しているようです。
契約の内容としては1年目が2000万ドル、2年目となる2025年が1800万ドル、3年目の2026年が1600万ドルという契約になっているようです。
マット・チャップマンを加えたジャイアンツ打線の予想は以下のようになります。
- (CF/L) イ・ジョンフ
- (2B/R) タイロ・エストラーダ
- (1B/L) ラモンテ・ウェイド
- (DH/R) ホルヘ・ソレア
- (LF/L) マイケル・コンフォルト
- (3B/R) マット・チャップマン
- (RF/L) マイク・ヤストレムスキー
- (C/S) パトリック・ベイリー
- (SS/R) マルコ・ルシアーノ
このオフにはイ・ジョンフ、ホルヘ・ソレア、そしてマット・チャップマンの獲得が大きな補強の動きとなります。
マット・チャップマンはブルージェイズから提示されたクオリファイングオファーを拒否しています。
そのためチャップマンと契約するジャイアンツは2024年のドラフト2巡目の指名権と国際FA契約のボーナスプール50万ドルを失うことになりました。
ジャイアンツは打線に関しては一定の強化をすることができましたが、先発ローテは不安が残ったままです。
ブレイク・スネル、ジョーダン・モンゴメリーと先発投手が市場に残っていますので、今後はこのあたりの動きが注目されます。
マット・チャップマンはコディ・ベリンジャーと同様に1年目に活躍して、契約をオプトアウトし、さらに大きな契約を結びなおすことが目標となりそうです。
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