MLBの2023年の戦力均衡税(ぜいたく税)の対象となる年俸総額の基準は2億3300万ドルとなっていました。
年俸総額の基準を超過したのは8チームで、その結果としての戦力均衡税(ぜいたく税)の支払額について報じられています。
CBS SPORTSのMike AxisaのMets rack up record $100M luxury tax bill, Padres, Yankees, Dodgers among eight teams paying CBT, per reportによると、対象チームと支払額は以下のとおりとなっています。
- ニューヨーク・メッツ:1億80万ドル
- サンディエゴ・パドレス:3970万ドル
- ニューヨーク・ヤンキース:3240万ドル
- ロサンゼルス・ドジャース:1940万ドル
- フィラデルフィア・フィリーズ:700万ドル
- トロント・ブルージェイズ:550万ドル
- アトランタ・ブレーブス:320万ドル
- テキサス・レンジャース:180万ドル
これまでの支払い最高額は2015年のドジャースで、金額は4360万ドルでした。2023年のニューヨーク・メッツは2倍以上の支払額となっています。
メッツは平均年俸が4333万ドルとなっているジャスティン・バーランダー、マックス・シャーザーの2人、さらにデビッド・ロバートソン、マーク・カンハらをトレード期限前に放出して、年俸総額の抑制を図りました。
そのトレード期限前の動きによって930万ドルの年俸を削減することができ、840万ドルのぜいたく税を削減できたようです。
メッツの2023年の年俸総額は3億7470万ドルで、これも史上最高額となっています。これまでの記録は2015年のドジャースが記録した2億9110万ドルで、こちらもメッツが大幅に更新し、ぜいたく税の記録も更新したことになります。
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