MLBのトレード、FAに関する最新情報をアップデートしています。
2024年11月の最新情報
2024年11月の情報です。
11/19:クオリファイング・オファーを12名が拒否、1名が受諾
2024年のクオリファイング・オファーの受諾・拒否の期限は東部標準時の11月19日午後4時となっていました。
その期限を過ぎた後にMLB公式サイトのマーク・フェインサンド氏が12名がクオリファイング・オファーを拒否したことを伝えています。その結果、クオリファイング・オファーを受けた13名の動向は以下のとおりとなりました。
- ファン・ソト(ヤンキース・拒否)
- ウィリー・アダメス(ブルワーズ・拒否)
- クリスチャン・ウォーカー(ダイヤモンドバックス・拒否)
- ピート・アロンソ(メッツ・拒否)
- アレックス・ブレグマン(アストロズ・拒否)
- コービン・バーンズ(オリオールズ・拒否)
- マックス・フリード(ブレーブス・拒否)
- テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース・拒否)
- ショーン・マネイア(メッツ・拒否)
- ニック・ピベッタ(レッドソックス・拒否)
- アンソニー・サンタンダー(オリオールズ・拒否)
- ルイス・セベリーノ(メッツ・拒否)
- ニック・マルティネス(レッズ・受諾)
ニック・マルティネスだけがクオリファイング・オファーを受諾して1年2105万ドルで再契約しています。
11/19:フィリーズがファン・ソトとの会談を計画
すでにメッツ、ブルージェイズ、レッドソックスがファン・ソトと会談の場を持ち、その後に続いてヤンキース、ドジャースとなっていることが報じられています。さらにその5チームに加えて、フィリーズがその列に加わるようです。
ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。
The Phillies haven’t met with Juan Soto yet but they plan to. Not many teams want to win more than them.
フィリーズもかなり本気のようで、「彼ら(フィリーズ)以上にソトを欲しがっているチームはそう多くない」とヘイマン氏は伝えています。この情報を加味すると、ファン・ソトの争奪戦は6チームとなります。
11/18:ドジャースがファン・ソト、スコット・ボラス氏と会談へ
一時は争奪戦から距離をとったとの報道が続いたロサンゼルス・ドジャースがファン・ソトとの会談を行うようです。
MLB公式のマーク・フェインサンド氏が以下のように伝えています。
Having already met with the Blue Jays, Red Sox and Mets, Soto and his agent, Scott Boras, sat down with the Yankees on Monday at an undisclosed location near Boras’ offices in Newport Beach, Calif.
According to sources, the Dodgers will be the next team to sit down with Soto, holding their meeting with him early this week, possibly as soon as Tuesday.
すでにブルージェイズ、レッドソックス、メッツが会談を行い、現地時間11月18日はヤンキースが予定となっていることを伝えたうえで、その後にドジャースになることが伝えられています。現地時間11月19日にも会談がセッティングされる可能性もあるとのことです。
様々な情報が乱れ飛んでいますが、この情報が事実であれば、ドジャースも争奪戦に引き続き残っていることになります。今後の情報が気になるところです。
また、他に会談をセッティングする可能性があるチームとしてジャイアンツ、フィリーズの名前も上がっています。レイズもあがるにはあがっていますが、かなり可能性が低い動きです。
11/18:オリオールズはFA市場を優先して投手を補強か
上位クラスの先発投手の補強をマイク・エリアスGMが明言しているオリオールズですが、その補強はトレードよりもFA市場の可能性が高いと伝えられています。
近年、補強のために質の高いプロスペクトの放出を続けてきたこと、そしてオーナー交代により資金面での不安が解消されたことなどを考え合わせると、自然な動きと言えそうです。
コービン・バーンズとの再契約、マックス・フリードなどの今年のFA市場の上位クラスの投手の獲得に動いていることがすでに報じられています。
11/18:ショーン・マネイアがクオリファイング・オファーを拒否へ
メッツからクオリファイング・オファーを提示されていた先発左腕のショーン・マネイアがオファーを拒否する方向性であることが報じられています。
もともと、複数年契約を手にすることは確実で、総額も1年2105万ドルのクオリファイング・オファーを上回る見込みのため、当然の決断と言えます。
11/18:アストロズら4球団がウィリー・アダメスに関心
MLBネットワークのジョン・モロシ氏が以下の球団がウィリー・アダメスに関心を持っていること伝えています。
- ヒューストン・アストロズ
- アトランタ・ブレーブス
- トロント・ブルージェイズ
- ボストン・レッドソックス
アストロズはアレックス・ブレグマンとの再契約に失敗した場合の三塁の穴埋めとして関心を示していると考えられています。以前はドジャースとジャイアンツの名前があったのですが、今回は言及される程度のため、動きが鈍くなっている可能性があります。
11/17:ニック・マルティネスがクオリファイング・オファーを受諾
シンシナティ・レッズから1年2105万ドルのクオリファイング・オファーを受けたニック・マルティネスですが、それを受諾したとフランシス・ロメロ氏が伝えています。
Nick Martinez is accepting the Reds’ qualifying offer of $21.05M, per sources.
ニック・マルティネスは昨シーズンオフに1年1400万ドル+選手オプション1年1200万ドルで契約しました。33歳でシーズン開幕を迎えたニック・マルティネスは、42試合中16試合に先発するなど、リリーフと両面でチームに貢献しました。
142回1/3を投げて防御率3.10、奪三振116、WHIP1.03という安定した成績を残しました。奪三振率は7.3と高くありませんが、与四球率(9イニングあたりの平均与四球)は1.1、被本塁打率(9イニングあたりの平均被安打)は0.8と非常に中身のある投球を続けました。
FIP(Fielding Independent Pitching:味方の守備の影響を排除して投手の実力を測るために使用される疑似防御率。被本塁打、与四球、奪三振などをベースに算出)は3.21と、ほぼ防御率と同じ数字であることからも、質の高い登板を続けたことがわかります。
レッズとの選手オプションは1年1200万ドルでしたので、2105万ドルのクオリファイング・オファーを受諾することは34歳のニック・マルティネスにとって悪くない選択と言えそうです。
11/15:オリオールズが上位クラスの先発投手に関心
オリオールズのマイク・エリアスGMが上位クラスの先発投手の補強に動いていることを明言したと、ボルティモアの地元メディアが伝えています。
具体的には以下の投手の獲得に動いていることが複数の記者によって伝えられています。
- コービン・バーンズ(BALからFA)
- マックス・フリード(ATLからFA)
- ギャレット・クロシェ(CHWとトレード交渉)
オーナーが変わったことで、以前とはことなり補強資金も用意できるオリオールズです。エリアスGMはそれ以外にも全体的に補強をしていくことも付け加えています。
11/15:ウィリー・アダメスにドジャースなど多くの球団が関心
MLBネットワークのジョン・モロシ氏によると、ブルワーズからFAとなったウィリー・アダメスに多くの球団が関心を示しているようです。
モロシ氏は具体的には以下のチーム名を挙げています。
- ドジャース
- ブレーブス
- ジャイアンツ
- レッドソックス
いずれも遊撃手を補強ポイントとするチームです。ただ、関心を示しているチームはこれ以外にも多くあるようで、このままいけばウインターミーティングでも動向が注目されることになりそうです。
11/15:ブレーブスがウォーカー・ビューラーに関心
MLBネットワークのジョン・モロシ氏によると、ネイサン・イオバルディに関心を示すなど、先発投手の補強に動くブレーブスが、ドジャースからFAとなったウォーカー・ビューラーに関心を示しているようです。
マックス・フリード、チャーリー・モートンがFAとなっていますので、先発ローテの補強は優先度の高いものとなっています。
ビューラーはケンタッキー州で生まれ、テネシー州のヴァンダービルト大学を卒業していて、ジョージア州アトランタに本拠地を置くブレーブスは準地元と呼べる地域ではあります。そのことも魅力的なポイントとなるかもしれないと伝えられています。
11/14:レッドソックスがジャスティン・ウィルソンと1年250万ドルで合意
FAのリリーフ左腕であるジャスティン・ウィルソンがレッドソックスと1年契約で合意したことが複数のメディアで伝えられています。
契約の内容についてはボストンの地元ラジオ局のライターであるロブ・ブラッドフォードが以下のように伝えています。
Justin Wilson deal terms: One year, $2.250 million with $750K in performance bonuses based on games. Bonus is five levels, maxing out at 60 games which would make it a $3 million deal. He pitched in 60 last season.
1年225万ドルの契約で75万ドルの出来高がつくため、最大1年300万ドルになる契約です。
出来高は登板試合数に応じたもので、60試合に到達した場合に満額となるようです。36歳で迎えた2024年は60試合46回2/3で防御率5.59、奪三振51、WHIP1.46という成績でした。
11/13:ロッキーズがブレンダン・ロジャース、ジャスティン・ローレンスのトレードに前向きな姿勢
ESPNのジェフ・パッサン氏が以下のように伝えています。
Brendan Rodgers, second baseman: The Colorado Rockies are open to moving the 28-year-old Rodgers as well as right-handed reliever Justin Lawrence, whose slider could be even more dastardly if he didn’t play half his games at Coors Field.
28歳で二塁手のブレンダン・ロジャースと29歳のリリーフ右腕であるジャスティン・ローレンスのトレード放出に、ロッキーズが応じる姿勢であることを伝えています。
ジャスティン・ローレンズのスライダーを高く評価していて、クアーズ・フィールドでシーズンの半分をプレーしなければ、さらに強力になる可能性があるとも伝えています。
ジャスティン・ローレンスの2024年は56試合59回2/3で防御率6.49、奪三振45、WHIP1.78という成績でした。ただ、2023年は69試合75イニングで防御率3.72、奪三振78、WHIP1.35と悪くない結果を残せています。クアーズ・フィールドを本拠地としていることを考えれば良い数字と言えます。
2025年が年俸調停1年目と契約の負担が小さいことも魅力です。
ブレンダン・ロジャースの2024年は135試合539打席で13本塁打、打率.267/出塁率.314/長打率.407/OPS.721という成績でした。2022年にはゴールドグラブ賞を獲得していますので、攻守での貢献ができるミドル・インフィルダーです。
2024年の年俸320万ドルで、2025年が年俸調停最終年で、シーズン終了後にFAとなります。
11/12:ネイサン・イオバルディにレッドソックス含め12球団程度が興味
レンジャーズとのオプションを破棄してフリーエージェントに多くの球団が関心を示しているようです。
ボストンのラジオ局のライターを務めているロブ・ブラッドフォードが以下のように伝えています。
While top tier available pitchers remain Red Sox priority, they are one of about a dozen teams who have shown some level of interest in Nathan Eovaldi
先発1番手、2番手クラスの先発投手の補強が高い優先順位となるレッドソックスが、ネイサン・イオバルディに興味を示していると伝えています。ただ、興味を示しているのはレッドソックスだけではなく、おおよそ12球団程度が動いているようで、レッドソックスはそのうちの一つだということです。
34歳で迎えた2024年のシーズンは29試合に先発して170回2/3を投げて、防御率3.80、奪三振160、WHIP1.11という成績を残しています。
レンジャーズのワールドシリーズ制覇に貢献した2023年も結果を残していて、25試合144回を投げて防御率3.63、奪三振132、WHIP1.14という成績でした。
速球派のネイサン・イオバルディですが、以前95-96マイル程度の球速を維持するなど、まだまだ活躍が期待できる状態です。
1年2000万ドルの選手オプションを破棄してフリーエージェントを選択していますので、複数年契約を希望していることは間違いなく、多くの球団が関心を示しているので、それを手にすることになりそうです。
11/12:エンゼルスがトラビス・ダーノーと2年1200万ドルで契約
シーズンオフに入ってから最も動きの早い球団となっているロサンゼルス・エンゼルスが再び動きました。
ブレーブスからFAとなった捕手のドラビス・ダーノーと2年1200万ドルで契約したことが伝えられています。
2025年はブレーブスに選択権があるクラブオプションで1年800万ドルとなっていました。しかし、ブレーブスがオプションを破棄したためフリーエージェントとなっていました。
オプションの契約からは年平均では減少しますが、総額では増えることになりますので、トラビス・ダーノーにとって悪い契約ではありません。
2024年のダーノーは99試合に出場して341打席に立ち、15本塁打、打率.238/出塁率.302/長打率.436/OPS.739という成績を残しています。WAR(Win Above Replacement: 同じポジションの代替可能な選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたか)は1.1となっていますので、チームの勝利へ貢献できていた選手をエンゼルスは獲得できたことになります。
11/12:佐々木朗希の獲得に8球団が積極的に動く見込み
ESPNのジェフ・パッサン氏が以下のように伝えています。
All the expected teams will do their best sales jobs: the Dodgers, Blue Jays, Cubs, Mets, Yankees, San Diego Padres, Texas Rangers and even the Rays.
ドジャース、ブルージェイズ、カブス、メッツ、ヤンキース、パドレス、レンジャーズ、そしてレイズの8球団が積極的に獲得に動く見込みであることをパッサン氏は伝えています。
レイズ以外の球団は大規模なマーケットを持ち、オーナーサイドも資金提供に積極的な球団です。
マイナー契約しかできない状況のため、資金力は乏しいものの選手育成では評価の高いレイズも争奪戦に乗り出しています。
佐々木朗希が23歳という年齢で、メジャー契約はできないため大規模なマネーゲームにはなりません。そのためレイズも可能性があると踏んで動くようです。
11/12:レッドソックス、ブルージェイズもソトと面談へ
ESPNのジェフ・パッサン氏が以下のように伝えています。
Another team with Soto at the top of its want list: Boston. The Red Sox also have a meeting on the books with Soto this week, and, like the Blue Jays, their aggressiveness extends into the starting pitching market as well.
レッドソックスが補強リストのトップにファン・ソトを位置づけていること、さらにレッドソックスとブルージェイスの2チームが、メッツやヤンキースと同様に今週、会談の場を持つことを伝えています。
ドジャースに関しては会談に関する情報はいまのところ流れていません。パッサン氏は同じ記事の中でドジャースはそれほど踏み込んで追いかけているわけではないとも伝えています。あくまでもソトの市場価格が想定よりも上昇しなかった時に備えてコンタクトと続けているのに過ぎないとの観測をしています。
メッツ、ヤンキース、レッドソックス、ブルージェイズの4チームはかなり本気で争奪戦に乗り出しているという状況となっています。
11/11:ソト争奪戦の有力候補にブルージェイズが浮上
ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。
But the biggest threat to take Soto out of New York and away from the Mets and incumbent Yankees just might be the deep-pocketed Toronto Blue Jays.
メッツとヤンキースはそれぞれのオーナーがファン・ソトと代理人であるスコット・ボラス氏と直接会談の場をもつほど積極的に動いています。両チームとも補強の最優先課題がファン・ソトとの契約となっていて、争奪戦の有力候補となっています。
しかし、そのニューヨークの2チームを脅かす存在としてブルージェイズの名前をヘイマン氏は伝えています。ブルージェイズは大谷翔平の争奪戦は頻繁に名前があがるほど積極的で、資金面でも十分なものを用意していました。その資金をファン・ソトへの投資に回そうとしているようです。
争奪戦は当初の11チームから8チームまで絞り込まれていることをヘイマン氏は合わせて伝えています。
The Dodgers, Giants and Red Sox and two other “mystery” teams (one believed to be from a smaller market) are believed to be planning to join the Jays, Mets and Yankees on trips to southern California to visit with the 26-year-old superstar starting this week.
メッツ、ヤンキース、ブルージェイズの他に、ドジャース、ジャイアンツ、レッドソックスの3チームの名前が具体的に上げられています。他に2チームが争奪戦に残っているようですが、チーム名は明らかになっていません。
ウィンターミーティングの頃までに、どれだけのチームが争奪戦に残っているのか注目されます。
11/10:クリスチャン・ウォーカーにDバックス、ナショナルズ、ヤンキースが関心
USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール氏が以下のように伝えています。
There are at least six teams who plan to aggressively pursue Walker, with everyone involved from the New York Yankees to the Diamondbacks to the Washington Nationals, believing he’ll come at less than half the price of Alonso. He could ultimately be involved in bidding war between the Yankees and Mets.
少なくとも6チームがダイヤモンドバックスからFAとなったクリスチャン・ウォーカーの獲得に積極的に動くプランでいることを伝えています。その6チームのうち具体的にはヤンキース、ダイヤモンドバックス、ナショナルズの名前があがっています。
ピート・アロンソの契約よりは半額程度ですむと予想されていて、ヤンキースとメッツのファン・ソト/ピート・アロンソ争奪戦に関係する可能性があるとナイチンゲール氏は伝えています。
クリスチャン・ウォーカーは2025年開幕時に34歳となるため、契約期間は3年程度ですむと見込まれていて、長期契約が必要なピート・アロンソよりも手が伸ばしやすい金額になると予想されます。
2022年から2024年の3年間で447試合に出場し、95本塁打、打率.250/出塁率.332/長打率.481/長打率OPS.813という成績を残しています。
加えて3年連続ゴールドグラブ賞を獲得している一塁手としての守備力も魅力のため、攻守での貢献が期待できるウォーカーです。
11/9:メッツ、ヤンキースともにオーナーがソトと代理人ボラス氏と面談へ
ニューヨークの2チームが、ファン・ソトの争奪戦の有力候補として報じられていますが、その熱意は動向からも伺えます。
南カリフォルニアでファン・ソトと代理人のスコット・ボラス氏がメッツのオーナーであるスティーブ・コーヘン氏と面談した後、数日後にヤンキースのオーナーであるハル・スタインブレナーと面談する予定であることが報じられています。
ファン・ソトは関心を示しているすべてのチームのオーナーと面談する意向だということをGMミーティングでスコット・ボラス氏が明らかにしていました。
その言葉通りの動きとなっています。他にはジャイアンツ、ドジャース、ブルージェイズ、レッドソックスなど合計11チームが関心を示していることが報じられていますが、メッツとヤンキースが以外に、そこまで踏み込んでいくチームがどのくらいの数になるのかは不透明です。
11/9:メッツがギャレット・クロシェに関心
ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン氏がメッツがトレードでのホワイトソックスのギャレット・クロシェの獲得に動いていることを伝えています。
メッツからは左腕のショーン・マネイアとホセ・キンタナ、右腕のルイス・セベリーノという先発投手がフリーエージェントとなっています。
そのためファン・ソトの獲得、ピート・アロンソとの再契約と並んで、先発ローテ補遺今日は動きが注目されるポイントとなっています。
デビッド・スターンズ編成本部長は先発ローテのアップグレードはFAの大型契約にこだわらないと話しているため、トレードでこのような情報が流れるのは自然なことと言えそうです。
11/9:ヤンキースがカルロス・エステベスに関心
ヤンキースがフィリーズからFAとなったカルロス・エステベスに関心を示していることをMLBネットワークのジョン・モロシ氏が伝えています。
エステベスの2024年はエンゼルスで始まりましたが、トレード期限が近づく7月27日にフィリーズに1対2のトレード移籍しています。
エンゼルスは34試合34イニングで防御率2.38、20セーブ、WHIP0.74、奪三振率8.5、与四球率1.3、フィリーズでは20試合21イニングで防御率2.57、6セーブ、WHIP1.19、奪三振率7.7、与四球率3.0という成績を残しています。
2023年もエンゼルスで31セーブを記録するなど、勝ちパターンの展開での役割が期待できる投手で、ヤンキースの補強ポイントに合致しています。
11/8:ウィリー・アダメスに関心を示す球団は?
ブルワーズからFAとなったウィリー・アダメスがフィットするチームとして、MLBネットワークのジョン・モロシ氏は以下の球団の名前をあげています。
- ドジャース
- ジャイアンツ
- ブレーブス
- レッドソックス
アダメスはセカンドにポジションを変えても構わないスタンスだと伝えられていますが、これらのチームはショートストップとして興味を示すだろうとモロシ氏は伝えています。
11/7:ギャレット・クロシェがレッドソックスのトップターゲットか
ボストン・グローブのアレックス・スパイアー氏が「投手補強が必要なレッドソックスにあって、その中でも有力なターゲットとなりそうなのがホワイトソックスのギャレット・クロシェだ」と伝えています。
ホワイトソックスは若い野手の獲得を、このシーズンオフの課題としていますが、レッドソックスはそのニーズに応えることができるファームの状態となっています。
MLB.comのプロスペクトトップ100にレッドソックスから6人の野手がランクインしていて、さらにそのうち3名がトップ10に入っています。
質と量ともにポジションプレイヤーは豊富なため、ホワイトソックスにとって魅力的なオファーをレッドソックスは提示できる状態となっています。
11/7:ヤンキースが大物FA選手に関心
ファン・ソトの再契約が最優先課題となっているヤンキースですが、その他のポジションでも補強に積極的な姿勢を見せています。
ソトと再契約できた場合には、資金面に余裕がない可能性が高いものの、コービン・バーンズ、ブレイク・スネル、マックス・フリードらのトップクラスのスターターにヤンキースが関心を示していることをMLBネットワークのジョン・ヘイマン氏が伝えています。
加えてGMミーティングでブルペンの補強にかなり積極的に動いていたチームの一つがヤンキースであることをMLBネットワークのジョン・モロシ氏が伝えています。
ポストシーズンでも重要な役割を担っていたクレイ・ホームズ、トミー・ケインリー、ジョナサン・ロアイシガ、ティム・ヒルがフリーエージェントとなっていますので、ブルペン補強は絶対に必要なポイントとなっています。
11/7:テオスカー・ヘルナンデスがレッドソックス、オリオールズなどから関心
ドジャースのワールドシリーズ制覇にレギュラーシーズン、ポストシーズンともに貢献したテオスカー・ヘルナンデスに多くの球団が関心を示していることをMLBネットワークのジョン・モロシ氏が伝えています。
モロシ氏は関心を示している球団としてレッドソックスとオリオールズの名前をあげています。
レッドソックスは113試合473打席で31本塁打のタイラー・オニール、オリオールズは44本塁打のアンソニー・サンタンダーがフリーエージェントとなっているため、補強ポイントにテオスカー・ヘルナンデスは合致しています。
11/7:マックス・フリードに4球団が関心
コービン・バーンズ、ブレイク・スネルらに続いてFA市場の先発投手で注目を集めているのがブレーブスからFAとなったマックス・フリードです。
来シーズン開幕時には31歳の左腕投手であるマックス・フリードにはヤンキース、レッドソックス、オリオールズ、ブルージェイズの4球団が関心を示しているとMLBネットワークのジョン・ヘイマン氏が伝えています。
他の記事ではトップクラスのスターターの補強を視野に入れているシカゴ・カブスも候補として伝えられてイアmス。
2024年のマックス・フリードは29試合174回1/3で防御率3.25、WHIP1.16、奪三振率8.6、与四球率2.9という数字を残しています。
11/7:キム・ハソンに多くの球団が関心
GMミーティングで、キム・ハソンに関心を示している球団の情報についてMLB.comのマーク・フェインサンドが伝えています。
多くの球団が関心を示しているようですが、その中でもジャイアンツとブルワーズの2球団の名前が伝えられています。
11/7:マリナーズがKBOのキム・へソンに関心
二塁手が補強ポイントとなっているマリナーズが韓国プロ野球(KBO)のキウムヒーローズでプレーした25歳のキム・へソンに関心を持っていることをMLBネットワークのジョン・モロシ氏が伝えています。
キム・ヘソンはポスティングでの移籍が伝えられていて、すでに大谷翔平と同じ代理人事務所CAAと契約しています。
2024年は127試合567打席で11本塁打、打率.326/出塁率.383/長打率.458/OPS.841という数字をKBOで残しています。
11/6:ブレイク・スネルはビッグマーケットの球団による争奪戦か
MLB.comのマーク・フェインサンド氏が、ジャイアンツからFAとなったブレイク・スネルの移籍先として以下の7つの球団をリストアップしています。
- ジャイアンツ
- ヤンキース
- メッツ
- レッドソックス
- ドジャース
- オリオールズ
- ブルージェイズ
加えて他の報道ではレンジャーズも関心を示しているとのことです。
11/5:ニック・ピベッタに多くの球団が獲得に興味
レッドソックスはニック・ピベッタにクオリファイング・オファーを提示しました。2025年の金額は2105万ドルのため、2024年の年俸が750万ドルから大幅な昇格となります。
そのためそのままクオリファイング・オファーを受諾するのかどうか注目されます。
2025年シーズン開幕時は32歳となるニック・ピベッタですが、2024年は27試合145回2/3で防御率4.14、WHIP1.13、奪三振率10.6、与四球率(9イニングあたりの平均与四球)2.2という成績を残しています。
防御率は4点台ですが、奪三振率、与四球率ともに良い数字で、被安打率(9イニングあたりの平均被安打)は7.9、被本塁打率(9イニングあたりの平均被安打)1.7とこちらも安定しています。
そのため2024年は味方の守備や運不運に左右されてしまった面があると捉えられていて、2025年の成績予想では良い数字が出ています。
先発でだめでもリリーフでも起用できるところも多くの球団から関心を集めている要素と言えそうです。
11/5:ブレーブスがネイサン・イオバルディに関心
MLB.comのマーク・ボウマン氏が関係者からの情報として「ブレーブスのウィッシュリストの上位にネイサン・イオバルディが入っている」ことを伝えています。
ブレーブスはマックス・フリードがフリーエージェントとなったこともあり、先発ローテの補強を視野に入れている状況です。
ネイサン・イオバルディは1年2000万ドルの選手オプションを破棄して、レンジャーズからのフリーエージェントを選択しています。
イオバルディに関しては、レンジャーズの編成本部長であるクリス・ヤングが再契約に動くことを明言しています。
ネイサン・イオバルディの2024年は29試合170回2/3で防御率3.80、WHIP1.11、奪三振率87、与四球率(9イニングあたりの平均与四球)2.2という安定した数字を残しています。
そのため年平均で2000万ドル以上の複数年契約が必要になると予想されています。
2025年開幕時の年齢は35歳となります。
11/4:ブルワーズのデビン・ウィリアムズは有力なトレード候補
ESPNのジェフ・パッサン氏がブルワーズのクローサーであるデビン・ウィリアムズが有力なトレード候補であることを伝えています。
2025年は1050万ドルのクラブオプションが設定されていましたが、ブルワーズはそれを破棄しています。ただし、これは年俸調停の最終年を買い取るオプションを破棄しただけで、ブルワーズは保有権を有している状態で新たに交渉することになります。
新たな年俸は1050万ドルよりも安くなると見られていて、その金額もトレード市場では魅力的な要素となります。
デビン・ウィリアムズの2024年は22試合21回2/3を投げて、防御率1.25、14セーブ、WHIP0.97、奪三振率15.8という数字を残しています。
来年の開幕時の年齢は30歳で2025年シーズン終了後にフリーエージェントとなります。
11/2:ヤンキースがピート・アロンソをソトの穴埋めターゲットに
MLBネットワークのジョン・ヘイマン氏がヤンキースがソトと再契約できない場合のバックアッププランとして、メッツからFAとなったピート・アロンソに関心を示していることを伝えています。
ヤンキースは一塁のレギュラーであったアンソニー・リゾの1年700万ドルのクラブオプションを破棄しました。そのため一塁は新たな補強ポイントとなりました。
もともとアンソニー・リゾの数字は92試合337打席で8本塁打、打率.228/出塁率.301/長打率.335/OPS.636という物足りないものでした。
ソトとアロンソの両方の獲得を目指すのではなく、あくまでもバックアッププランとしての興味だと伝えられています。
ただ、アロンソはメッツが再契約に動いてもいるため、さらなるバックアッププランとしてクリスチャン・ウォーカー、ポール・ゴールドシュミットなどにも動く可能性があるようです。
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