パドレスがディラン・シーズを獲得!1対4の大型トレードが成立

ディラン・シーズの獲得にヤンキース、レンジャーズ、パドレスの3チームが動いていると報じられていました。

その中からパドレスがトレードの成立にこぎつけたようです。

パドレスがディラン・シーズを獲得し、交換要員として4人の選手がホワイトソックスに移籍することになるようです。

交換要員となったのがファン・ソトのトレードでヤンキースから移籍してきたドリュー・ソープ。

ドリュー・ソープは評価の高いプロスペクトで、MLB全体で以下のようにランクされています。

  • ベースボールアメリカ:58位
  • MLB公式サイト:85位
  • ベースボールプロスペクタス:45位

ホワイトソックスにとってはドリュー・ソープがトレード成立するうえでの軸になったと考えられます。

加えてハイロ・イリアルテ(2A)、サミュエル・ザバラ(A+)、スティーヴン・ウィルソン(Major)の3人とのパッケージでのトレードとなっています。

パドレスは年俸総額の削減が方針のため、フリーエージェントとなった以下の選手を引き留めることできませんでした。

  • ジョシュ・ヘイダー(RP)
  • セス・ルーゴ(SP)
  • ニック・マルティネス(RP/SP)
  • マイケル・ワカ(SP)

まだ移籍先が決まっていないものの、ブレイク・スネルもこのグループに入ることが、ほぼ確実です。

ディラン・シーズは2025年シーズン終了後にFAとなるため、ホワイトソックスは2年間はコントロールできることになります。

シーズは2022年に32試合184イニングで14勝8敗、防御率2.20、奪三振227、WHIP1.11という成績でサイヤング賞投票で2位になっています。

2023年は33試合177イニングで防御率4.58と数字を落としましたが、配球を変えれば数字は残せるとの見通しもあり、パドレスの他、ヤンキース、レンジャーズも獲得に動きました。

パドレスはフリーエージェントとなった選手で空いてしまった穴を、ヤンキースとのトレード、ホワイトソックスとのトレードで埋めることになります。

支出を抑えながらの補強の結果、2024年のパドレスの先発ローテは以下のようになると予想されます。

  • ダルビッシュ有(RHP)
  • ジョー・マスグローブ(RHP)
  • ディラン・シーズ(RHP)ホワイトソックスから移籍
  • マイケル・キング(RHP)ヤンキースから移籍
  • ジョニー・ブリート(RHP)ヤンキースから移籍

ナ・リーグ西地区にはドジャースのほかに、ダイヤモンドバックスもいて、簡単ではないのですが、2024年に再び勝負をかける姿勢をディラン・シーズのトレードで明確にした
と言えるパドレスです。

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