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ブレイク・スネルとヤンキースの契約の可能性は?地元メディアが分析

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山本由伸の契約が決まった後は、ブレイク・スネルがフリーエージェント市場でNO.1投手となりました。

しかし、各球団がスプリングトレーニングを開始した中にあってもまだ契約先が決まっていません。

代理人のスコット・ボラス氏が「納得のできるオファーが来るまで妥協せずに待つ」というスタンスであることが、ブレイク・スネルの動向にも大きく影響しています。

様々な球団がコンタクトをしていると報じられていますが、具体的な金額のオファーをしたと伝えられたのはヤンキースだけです。

ヤンキースはブレイク・スネルにオファーをしましたが、それを断られた後に、マーカス・ストローマンに交渉の軸を移し、2年3700万ドルで契約しました。

ファン・ソトのトレードで放出したマイケル・キングの穴は、このことで埋まったと考えられヤンキースの先発ローテ補強は終わりだ目されています。

しかし、地元メディアであるNJ.comのRandy Millerはブレイク・スネルとヤンキースが合意する可能性について分析する記事(Blake Snell joining Yankees? Who’s really in job fight? Here are 5 spring training storylines)をアップしました。

そこには様々な分析がなされているのですが、内容を要約すると以下のようになります。

  • 先発ローテとして計算されているカルロス・ロンドンとネスター・コーテズは2023年に故障で離脱が多く、健康面に不安が残る
  • ヤンキースがブレイク・スネルに提示した5年1億4000万ドル程度の契約がシーズンオフでの最高額と考えれる
  • ブレイク・スネルの求める9年2億7000万ドルに応じるチームはいないと考えられ、再びヤンキースとの交渉を求める可能性がある
  • ブライアン・キャッシュマンがハル・スタインプレーナーを「ワールドシリーズ制覇の最後のピース」として説得する必要があるがヤンキースが6年1億8000万ドルを提示すればわからない
  • ブレイク・スネルを獲得できればクラーク・シュミットを6番手、ルーク・ウィーバーを7番手とでき、先発ローテに厚みが増す

ヤンキースがブレイク・スネルを欲しいかどうかというと、金銭面さえ折り合うなら欲しいというのが本音ではないかと思います。

またスプリングトレーニング中に健康面に不安が残る投手たちが、やはり故障するようなことがあれば、何かしらの補強に動く可能性があり、ブレイク・スネルも視野に入ってくるかもしれません。

どのチームも補強予算が多く残っているわけではなく、トレード期限前の補強のためにも余裕をもたせておく必要があります。

ヤンキースがブレイク・スネルの契約先の有力候補の一つではありますので、今後が注目されます。

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