左打ちの外野手、三塁手が補強ポイントとなっているヤンキースですが、それだけではありません。
現時点で頭数がそろっている先発ローテーションもテコ入れが必要なポイントではあります。
ヤンキースがフロントライン級の先発ローテの獲得に動いていることをMLBネットワークのJon Morosiが伝えています。
Yankees are among the most active teams in the starting pitching market, and sources say they’re showing early interest in Yoshinobu Yamamoto and Aaron Nola, among others.
現時点でヤンキースが先発ローテの市場に最もアクティブなチームの一つで、山本由伸とフィリーズからFAとなったアーロン・ノラに関心を見せていることが伝えられています。
ヤンキースの現在の先発ローテは以下の5人となります。
- ゲリット・コール(RHP)
- カルロス・ロンドン(LHP)
- マイケル・キング(RHP)
- クラーク・シュミット(RHP)
- ネスター・コーテズ(LHP)
ゲリット・コール以外には不安が残る投手で構成されています。
カルロス・ロンドンは6年1億6200万ドルの契約1年目でしたが、14試合64回1/3で防御率6.85と大きく期待を裏切りました。
マイケル・キングは先発に配置転換後に結果を残しましたが、9試合しか先発しただけで、先発ローテをフルシーズン守ったことはありません。
クラーク・シュミットは初めて1年を通して先発ローテを守りましたが、33試合(32先発)159回で防御率4.64と褒められた成績ではありません。
ネスター・コーテズは2021年に配置転換後、先発ローテとして結果を残しましたが、2023年は12試合63回1/3で防御率4.97に終わりました。
2023年のヤンキースの先発ローテは防御率4.44で両リーグ18位に終わっていますので、現状のままシーズンを迎えるのは見通しが立っているとは言い難いです。
左打ちの外野手、三塁手、そして先発ローテの補強の動向が注目されます。
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