ファン・ソト、アレックス・ベルドゥーゴらを2つのトレードを成立させ、当初からブライアン・キャッシュマンGMが言っていた左打ちの外野手2人の補強に成功したことになります。
ただ、これだけではロースター全体のバランスが良いとは言えません。
先発ローテの3番手を見込まれていたマイケル・キングを放出していますし、先発とリリーフの両方ができる投手を放出しています。
そのため先発投手の補強が必要だと思われますが、リリーフ投手でも補強に動いているようです。
The AthleticのBrendan KutyとChris KirschnerがYankees trade for Juan Soto in blockbuster deal: What it means for New Yorkが以下のように伝えています。
The Yankees will need to replenish their bullpen, and a league source told The Athletic that the team has interest in signing right-hander Jordan Hicks, who spent 2023 with the St. Louis Cardinals and Toronto Blue Jays,
2023年にセントルイス・カージナルス、トロント・ブルージェイズでプレーしたFA投手のジョーダン・ヒックスとの契約にヤンキースは関心を示しているようです。
ジョーダン・ヒックスの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。
2023年は65試合65回2/3で防御率3.29、奪三振81、WHIP1.36、与四球率4.4、奪三振率11.1という成績を残しています。
ジョーダン・ヒックスの代名詞とも言えるのが、MLB屈指の高速フォーシームを投げることです。
フォーシームの平均球速は100.1マイルで、ジョアン・デュランの101.8マイルに次ぐ数字を記録しているジョーダン・ヒックスです。
そのため9イニングあたりの奪三振率は11.1と高い数字を記録しています。ただ、なのは与四球も多く9イニングあたりの与四球率は4.4となっています。そのためWHIPも1.36と安定感にやや難があるジョーダン・ヒックスです。
ファン・ソト、アレックス・ベルドゥーゴの獲得で、軸足は投手陣の補強に移っていくと見られますので、ジョーダン・モンゴメリーなどの先発投手、ジョーダン・ヒックスをはじめとするリリーフ投手の補強も注目したいところとなります。
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