パリ・オリンピックのゴルフ競技では男子、女子ともに60名の選手でメダルが争われます。男女ともに予選落ちがなく、4ラウンドの合計スコア(72ホール・ストロークプレー)でメダルを争うことになります。
日程は男子が8月1日から8月4日、女子は8月7日から10日の4日間と行われます。
使用されるゴルフコースはル・ゴルフナショナルとなります。
目次
出場資格・出場権の決定方法
- 基準となるのが男子は2024年6月17日、女子は2024年6月24日時点での世界ランキングがとなります。
- 男子と女子ともに世界ランキングをベースに作成されたインターナショナル・ゴルフ・フェデレーション(IGF)によるオリンピックランキング上位15名に優先出場権が与えられます。
- 具体例を挙げると、仮に世界ランク13位の選手であっても、その所属する国の選手の中で5番目であると出場権を獲得できません。ただ、控えとなるリザーブについては対象となりますが、上位の選手の出場辞退などがない限り、出場権を獲得することはできません。
- ただし、各国には最大4人までと決められているため、アメリカのようにトップランカーが多いと、オリンピックランク15位以内に入っいても、必ずしも出場権を手にできるわけではありません。
- 最初の15名はインターナショナル・ゴルフ・フェデレーション(IGF)が世界ゴルフランキングをもとにしたオリンピックランキングで出場権を与えられます。
- 残りの45名はランキングの16位以下の選手からひとつの国当たり最大2名が選ばれることになります。
- 最上位15位に1名入っている場合、16位以下から1名まで出場することが可能です。
- 各5大陸(アフリカ、アメリカン、アジア、ヨーロッパ、オセアニア)から最低1名は選出される。
ル・ゴルフナショナルの概要
- ル・ゴルフナショナルは1990年にオープンしたコースで、最大で8万人の観客を収容することが可能です。
- コースは「アルバトロス」がメインになっていて、パー72、7,331ヤード(6,703メートル)となっています。他にもエーグルコースはパー71、6,224ヤード(5,691メートル)、9ホールだけのワズレもあります。
- ル・ゴルフナショナルはユーロピアンツアーのフランスオープンのホストコースとなっていて、2018年にはライダーカップも行われています。
- 使用されている芝はグリーンはメドウ芝とベント芝、フェアウェイはベント、ライ、フェスキューの混合、ラフはライとフェスキューの混合となっています。
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