世界アマチュアゴルフランキングとは
目次
2年間の獲得ポイントの平均値でランキング
- 世界アマチュアゴルフランキングはR&Aによって2007年に導入されたランキングで、USGA(アメリカゴルフ協会)は2011年からこのランキングに正式に承認し、それ以降は共同で運営しています。
- 女性の世界アマチュアゴルフランキングは2011年から導入されています。
- 世界アマチュアゴルフランキングは2600ものアマチュアトーナメントをベースにしていますが、プロのトーナメントも対象となっています。
- イベントで獲得したポイントを元に選手をランキングし、毎週水曜日に更新しています。
- 当初は直近52週のトーナメントの結果をもとにポイント計算し世界ランキングを算出していました。しかし、現在は世界ゴルフランキングと同様に104週が計算対象となり、その期間における対象トーナメントでの獲得ポイントの平均値によってランキングが決定しています。
カウンティング・イベントとは?
2020年より前はトーナメントを「エリート」「A」「B」「C」「D」「E」「F」「G」にランク分けし、出場することでポイントが獲得できるようになっていました。しかし、これらのカテゴリー分けは現在は廃止されています。
ポイントの計算対象(カウンティグ・イベント)となるためにはWAGR(世界アマチュアゴルフランキング)の委員会(コミッティ)からトーナメント、イベントが承認を受ける必要があります。WAGRコミッティはR&AとUSGAの代表者によって構成されています。
ストロークプレー、マッチプレー、チームプレーがカウンティング・イベントの対象となりますが、承認を受けていないイベントではポイントを獲得できません。
カウンティング・イベントはストロークプレー、マッチプレー、チームプレーが対象となり、アマチュアだけでなくプロのイベントも対象となります。
以前はイベントに出場するだけでポイントを稼ぐことができていましたが、現在は異なります。システム変更後はポイントはカウンティグ・イベントに出場するだけでなく、出場したイベントでの順位が獲得ポイントに反映されています。
世界アマチュアランキング1位の最多記録は男性は中島啓太の87週、女性はローズ・チャンの142週となっています。
日本勢で世界ランク1位になったことがあるのは松山英樹、金谷拓実、中島啓太、蟬川泰果の4人で、女性は片平光紀の一人です。