ゲリット・コールはとりあえずトミージョン手術を受ける必要がなく、休養を中心とした治療でいくことになりました。
トミージョン手術となると2025年の夏までマウンドに立てなくなるため、ヤンキースにとっては朗報でした。
ただ、地区優勝奪還、ポストシーズン進出を狙うチームにとっては痛手となる期間はゲリット・コールが離脱することになりそうです。
USA TODAYのBob NightengaleはFor ESPN announcers on MLB’s Korea series, pandemic memories come flooding backで以下のように伝えています。
Yankees ace Gerrit Cole was informed that he’ll be out 10-12 weeks with his sore elbow, and the best-case scenario is that he could rejoin the starting rotation in early June. He’s not expected to pick up a baseball for the next 3-4 weeks and will then be re-examined by doctors.
右ひじの痛みによって10週から12週にわたって戦列から離脱することになるようで、ベストのシナリオでは6月上旬に復帰できる見込みであることが伝えられています。
ただ、この日程も暫定的なもので、3週から4週に渡ってボールを握れない状態で、そのあとに再び医師に診断を受けることになるため、復帰スケジュールは流動的と言えます。
このような状況下でヤンキースは以下のような動きであることが同じ記事の中で伝えられています。
The Yankees have not re-engaged in talks for Snell, and instead have expressed interest in signing free-agent starter Michael Lorenzen.
ブレイク・スネルと交渉を再開していない一方で、その代わりにフリーエージェントのマイケル・ロレンゼンとの契約に関心を示しているとのことです。
https://getinfomation.net/mlb-trade/yankees-will-likely-turn-to-the-free-agent-market-240318/
あくまでゲリット・コールが戻ってくることを前提としていて、先発ローテを守ってくれる、厚みを増してくれるレベルで十分だとヤンキースは考えているようです。
復帰は最短で6月上旬のようですが、それよりさらに遅れるようだと、トレード期限前には先発投手の補強に注力することになりそうなヤンキースです。