ヤンキースはポストシーズンを完全に逃してしまい、早くもニューヨークメディアはシーズンオフの補強のほうに関心が傾いています。
補強ポイントは先発投手などいくつかあるのですが、その中でも左打ちの野手が重要な補強ポイントになるとみられています。
アーロン・ジャッジ、ジャンカルロ・スタントンの主砲の2人は右打ちです。その2人の周りを固めるグレイバー・トーレス、アンソニー・ボルピーも右打ちです。
主力級で左打ちなのはアンソニー・リゾくらいですが、12本塁打、打率.244/出塁率.328/長打率.378/OPS.706と物足りない数字です。
ヤンキースタジアムは左翼が96mと狭く、本来は左打者が有利な球場です。しかし、その左打者から十分な貢献を得ることができませんでした。
そのため大谷翔平、同じくFAとなるコディ・ベリンジャーがターゲットになると考えられています。
ただ、それだけでなくトレード市場でパドレスのフアン・ソトがターゲットになる可能性があることをニューヨークポストのJON HEYMANがJuan Soto should be on Mets, Yankees radars with eyes on unpredictable Padresで伝えています。
ファン・ソトの成績は以下の表のとおりとなっています。
2023年シーズンは9月29日時点で35本塁打、打率.275/出塁率.409/長打率.520/OPS.929と高いレベルの数字を残しています。
FAとなるのは2024年シーズン終了後で、1年はコントロールできる選手となります。
パドレスの方針は年俸総額を圧縮する方向性だと伝えられています。
https://getinfomation.net/mlb-trade/san-diego-padres-payroll-projection-230926/
その場合、2023年の年俸が2300万ドルで、さらにそれが膨れ上がるファン・ソトをチームにとどめると、年俸総額の圧縮はやりにくいものとなります。
ただ、ポストシーズンを目指さないわけではありませんので、誰を残すのかはまだ不透明なところがあります。
トレード市場に出るかどうかは定かではありませんが、そうなった場合、大谷翔平、コディ・ベリンジャーと並んで、フアン・ソトはヤンキースの補強候補となりそうです。
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