シアトル・マリナーズが引き続きトレード市場で動いています。
ホワイトソックスからグレゴリー・サントスを獲得し、交換要員としてザック・デローシュ、プレランダー・ベロアの2人をホワイトソックスに放出しています。
グレゴリー・サントスは2024年が実質的にメジャー2年目となることもあり、2028年までの5年間をコントロールできる投手です。
2021年と2022年はサンフランシスコ・ジャイアンツでプレーし、5回2/3で防御率11.12と結果を残せませんでした。
しかし、ホワイトソックスに移籍した23年は66回1/3を投げて、防御率3.39、奪三振66、WHIP1.30という成績を残しました。
奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は9.0とリリーフ投手としてはまずまずで、与四球率(9イニングあたりの与四球数)も2.3と安定した数字を残しています。
また味方の守備の影響を排除した疑似防御率であるFIPは2.65と良い数字で、中身もともなった結果を残したと言える2023年でした。
マリナーズではマット・ブッシュとともにセットアップマンの役割が期待されることになりそうです。
交換要員として放出したプレランダー・ベロアは2023年にメジャー初昇格を果たし、2試合2イニングで防御率0.00となっています。2Aから昇格を果たした2023年ですが、2Aでは43試合65回1/3で防御率2.89、奪三振101、WHIP1.29という成績でした。
同じく交換要員となったザック・デローシュはメジャーに昇格したことはありません。2023年は3Aで138試合623打席で23本塁打、88打点、打率.286/出塁率.387/長打率.481/OPS.868と良い成績を残しています。
セットアップを期待できる投手の獲得のために、今後に期待ができるマイナー2選手を交換要員にしたトレードでした。
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