ゲリット・コールが33試合209イニングを投げて防御率2.63、15勝4敗、奪三振222とサイヤング賞争いに絡む活躍をしました。
しかし、ヤンキースの2023年の先発ローテーションは、チーム全体で防御率4.44で両リーグ18位と良くありませんでした。
打線のテコ入れが必要で、左打者を必要としていますが、先発ローテにも補強が必要ではないかと考えられる状況です。
またブライアン・キャッシュマンが日本で山本由伸のノーヒットノーランを目撃するなど、関心を強く持っていることを示しています。
ただ、現時点では、いずれもヤンキースの先発ローテの予想に組み入れることはできません。
そのような状況で、MLB公式サイトのBryan Hochが5 questions facing the Yankees this offseasonの記事で、2024年の先発ローテについて予想しています。
Bryan Hochが予想する先発ローテーションは以下のとおりとなります。
- ゲリット・コール
- カルロス・ロドン
- マイケル・キング
- クラーク・シュミット
- ネスター・コーテズ
そのうえで、山本由伸の争奪戦に勝利した場合には、クラーク・シュミットもしくはネスター・コーデスのどちらかが先発とリリーフの両方をこなすスイングマンに移動することになるだろうとBryan Hochは述べています。
ルイス・セベリーノは2023年が5年5225万ドルの契約最終年で、しかも、19試合89回1/3で防御率6.65と大きく期待を裏切っているので、FAからの再契約の可能性は低そうです。
大谷翔平に関しては、投手としては少なくとも2024年は期待できないし、指名打者には高額年俸のジャンカルロ・スタントンがいます。そのため山本由伸がオフのトップターゲットと推測されているヤンキースです。
先発ローテの脆弱さを補うには山本由伸の獲得は重要なポイントとなりそうです。
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