ヤンキースの補強はFAよりもトレード?スネル以上に可能性がある投手は

ヤンキースはシーズン開幕までにさらなる補強に動く可能性があることを、ハル・スタインブレナー共同オーナーが明かしました。

https://getinfomation.net/mlb-trade/hal-steinbrenner-open-to-yankees-additions-240223/

そこでヤンキースが獲得に動いていると報じられているのが、ブレイク・スネルです。

マーカス・ストローマンと契約する前に具体的に条件を提示しただけでなく、今もコンタクトが継続していると伝えられています。

ただ、ヤンキースの補強候補はブレイク・スネルだけではないし、フリーエージェントだけでもないようです。

USA TODAYのBob Nightengale氏がMLB free agent rumors drag into spring but no need to panicで以下のように伝えています。

The New York Yankees would prefer to trade for Chicago White Sox ace Dylan Cease instead of signing free agent Blake Snell, but they are at a standstill with the White Sox. They refuse to part with top outfield prospect Spencer Jones in any package for Cease while the White Sox are insisting on him.

「ヤンキースはブレイク・スネルと契約するよりも、ホワイトソックスのエースであるディラン・シーズのトレード獲得のほうを好んでいるようだ」とのことです。

ただ、問題になっているのは交換要員で、ホワイトソックスが外野手のプロスペクトであるスペンサー・ジョーンズとパッケージに含めるように求めているのを、ヤンキースが拒否していることです。

ディラン・シーズは2022年にサイヤング賞投票で2位になった28歳の右腕で、2024年の年俸は800万ドルとリーズナブルで、フリーエージェントまで2024年と2025年の2年間をコントロールできます。

年俸が3000万ドル以上が必要となり、ぜいたく税が110%(3300万ドル以上)が生じるブレイク・スネルよりも、金銭的な面では、ディラン・シーズのほうが得策です。

交換要員の折り合いがついてトレードが成立するのか、ヤンキースの動向が注目されます。

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