ブルックス・ケプカは全米オープンが2回、全米プロゴルフ選手権でメジャー通算5勝を挙げています。
このメジャーの勝利数は現役のプレイヤーの中ではタイガー・ウッズの15勝、フィル・ミケルソンの6勝に続くものとなっています。
1. メジャーでの結果・成績
メジャーでの結果・成績は以下の表のとおりとなっています。
年度 | マスターズ | 全米オープン | 全英オープン | 全米プロゴルフ |
---|---|---|---|---|
2012 | — | CUT | — | — |
2013 | — | — | CUT | 70位T |
2014 | — | 4位T | 67位T | 15位T |
2015 | 33位T | 18位T | 10位T | 5位T |
2016 | 21位T | 13位T | — | 4位T |
2017 | 11位T | 優勝 | 6位T | 13位T |
2018 | — | 優勝 | 39位T | 優勝 |
年度 | マスターズ | 全米プロゴルフ | 全米オープン | 全英オープン |
2019 | 2位T | 優勝 | 2位 | 4位T |
2020 | 7位T | 29位T | — | NT |
2021 | CUT | 2位T | 4位T | 6位T |
2022 | CUT | 55位T | 55位 | CUT |
2023 | 2位T | 優勝 | 17位T |
メジャーでの成績で目につくのが全米オープン、全米プロゴルフ選手権ともに連覇を果たしていることです。また2019年には2位T、優勝、2位、4位タイとなるなど安定した成績を残しています。また2021年はマスターズで予選落ちはしましたが、全米プロゴルフ選手権で2位タイ、全米オープンで4位タイ、全英オープンで6位タイとなっています。
2. 「勝負強さ」と「好不調の波の大きさ」がある
ブルックス・ケプカは大舞台での勝負強さもある反面、予選落ちの回数はやや多めにもなっています。
メジャーでの勝利が全米オープンと全米プロゴルフ選手権に偏っています。そのため、キャリアグランドスラムにはマスターズと全英オープンに勝つ必要があり、リーチがかかっている状態ではありません。
逆にジョーダン・スピースはメジャー3勝ながら、マスターズ、全米オープン、全英オープンと勝っているため、ロリー・マキロイ、フィル・ミケルソンと同様にキャリアグランドスラムにリーチがかかっている状況となっています。
ちなみにジョーダン・スピースは全米プロゴルフ選手権、ロリー・マキロイはマスターズ、フィル・ミケルソンは全米オープンがキャリアグランドスラムを達成するうえで、必要なタイトルとなっています。
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