大谷翔平、山本由伸、さらには今永昇太と日本人選手の獲得に積極的に動いたサンフランシスコ・ジャイアンツですが、すべて空振りに終わりました。
同地区のライバルであるドジャースが大型補強に成功し、ワールドシリーズ進出を果たしたダイヤモンドバックスという同地区のライバルに勝つためには戦力補強が必要不可欠でした。
ようやくその補強に成功したようです。
BREAKING: Right-hander Jordan Hicks and the San Francisco Giants are in agreement on a four-year, $44 million contract, a source familiar with the deal tells ESPN. Hicks, 27, is expected to work as a starter after spending the majority of his career in the bullpen.
— Jeff Passan (@JeffPassan) January 12, 2024
ジャイアンツとジョーダン・ヒックスが4年4400万ドルで合意したようです。
さらにはリリーフとして投げ続けてきたジョーダン・ヒックスですが、ジャイアンツは先発で起用する考えがあるようです。
ジョーダン・ヒックスの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。
2023年はカージナルスで41.2回を投げて、防御率3.67、1勝6敗8セーブ、WHIP1.51、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)12.7という成績を残し、ブルージェイズに移籍します。
ブルージェイズでは24.0回で防御率2.63、2勝3敗4セーブ、WHIP1.08、奪三振率8.3という成績を残しています。
球速が速いことで知られるジョーダン・ヒックスで、Statcastによると4シームの平均球速は100.3マイル(161.4キロ)で両リーグ2位、さらに2シーム・シンカーでも100.1マイル(161.1キロ)で両リーグ2位となっています。
先発ローテに入る場合はローガン・ウェッブ、ロス・ストリップリング、カイル・ハリソンなどとローテを組むことになります。
またこれまでどおりブルペンで起用することになった場合には、クローザーのカミロ・ドバル(67.2回・防御率2.93・39SV・奪三振87)の前を担うセットアップの役目を争うことになりそうです。
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