カンザスシティ・ロイヤルズが新しいチームの顔としてボビー・ウィット・ジュニアと11年の契約延長に合意しました。
以下のようにプレスリリースで伝えられています。
The Kansas City Royals announced today that they have agreed to the biggest contract in franchise history with shortstop Bobby Witt Jr., a 14-year agreement that includes 11 years guaranteed.
保証されている契約は11年ですが、最大で14年にもなる大型契約で合意したとのことです。
公式サイトではさらに以下のように伝えています。
The team did not announce terms of the deal, but a source told MLB.com it’s worth $288.7 million over the 11 guaranteed seasons, with a three-year team option that could make it worth $377.7 million over 14 total years.
ロイヤルズは詳しい契約の内容については発表していないものの、関係者からの情報によると、11年2億8870万ドルで、さらに3年のチーム側に選択権があるオプションが設定されているようです。
そのオプションが行使された場合には14年3億7770万ドルにも膨れ上がる契約となっていることが伝えられています。
公式サイトが伝える契約の内訳は以下のとおりとなっています。
<契約:11年2億8870万ドル>
- 契約金 770万ドル
- 2024(24歳) 200万ドル
- 2025(26歳) 700万ドル
- 2026(26歳) 1300万ドル
- 2027(27歳) 1900万ドル
- 2028(28歳) 3000万ドル
- 2029(29歳) 3500万ドル
- 2030(30歳) 3500万ドル
- 2031(31歳) 3500万ドル (player option)
- 2032(32歳) 3500万ドル (player option)
- 2033(33歳) 3500万ドル (player option)
- 2034(34歳) 3500万ドル (player option)
- 2035(35歳) 3300万ドル
- 2036(36歳) 2800万ドル
- 2037(37歳) 2800万ドル
ボビー・ウィット・ジュニアは2022年にメジャーデビューを果たし、150試合で打率.254/出塁率.294/長打率.428/OPS.722、20本塁打、80打点、30盗塁という成績で新人王投票で4位となりました。
2023年はさらに成績を伸ばしていて、158試合で打率.276/出塁率.319/長打率.495/OPS.813、30本塁打、96打点、49盗塁と結果を残しています。2025年シーズンから年俸調停の権利を得るのですが、その前に大型の契約延長をボビー・ウィット・ジュニアは受け入れたことになります。
この契約にはトレード拒否権も含まれているようです。
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