ロサンゼルス・カントリークラブはカリフォルニア州ロサンゼルスにあるゴルフコースで、そのノースコースで2023年6月15日から18日に渡って、123回目の全米オープンが開催されます。そのロサンゼルス・カントリークラブのノースコースの情報です。使用されている芝はフェアウェイ、ラフともにバミューダグラス、グリーンはベント芝となっています。
ホール・バイ・ホールの情報
ロサンゼルス・カントリークラブのノースコースのホール別の情報です。
1番 PAR 5 590ヤード
現在の基準とホールのセッティングを考えれば比較的短いパー5で、ティショットがフェアウェイをとらえることができれば、2オンを十分に狙えるバーディをとっておきたいホール。グリーンはバンカーと左のスロープによってガードされている。グリーンは前方から後方への傾斜。
2番 PAR 4 497ヤード
比較的難易度の低いホール。フェアウェイの300ヤード付近は左側はバンカーに向けて傾斜している。グリーンの前には峡谷が横切っていて、このネイティブエリアに入れるとパーセーブも難しい。ティショットでラフやバンカーに入れてしまうと難しい選択に迫られることになる。ティショットをラフに入れるとレイアップも選択肢となる。
3番 PAR 4 419ヤード
ティショットとセカンドショットは部分的にブラインドになる。ティショットで左側の峡谷を避けることは必須。セカンドはアップヒルになり、グリーン前には深い3つのバンカーがある。グリーンそのものは大きいが後方から前方への急な傾斜がある。フェアウェイは80ヤードの広さもあり、バーディをとっておきたいホール。
4番 PAR 3 228ヤード
9m強の打ち下ろしになるため228ヤードという距離表示よりは短く感じられるパー3。バンカーがグリーン右手前と左後方にあるが、それ以上にグリーン前方を横切るネイティブエリアのほうが手強いかもしれない。これらのバンカーとネイティブエリアのためアイランドグリーンにも見える手強いホール。ロングアイアンやハイブリッドで正確なショットを要求される。グリーンは後方から前方にかけて傾斜があり、落としどころを間違えるとネイティブエリアやバンカーへ転がり落ちることになる。最も難しいパー3になる可能性がある。
5番 PAR 4 480ヤード
ホールそのものは真っすぐではあるものの、ティからピンは見えない。ヤシの木を目安にグリーンを狙ってティショットを打つことになる。フェアウェイは広いものの左から右に強く傾斜しているので右サイドよりに着弾すると、ラフに捕まることになる。グリーンの左側は芝が丁寧に刈られていて、グリーンそのもののサイズは大きい。ただグリーンにバンカーが入り込むような形状になっているため、狭いエリアにピンを切られると非常に難易度が高くなるホール。
6番 PAR 4 330ヤード
1オンを狙うことが可能だが、グリーンはブラインドになっていて、そこを狙うに左の林越えのショットが必要となるし、バンカーの周りはバンカーと峡谷がガードしている。またキャリーで300ヤードを出す必要がある。距離的には狙えるものの、外した場合には大きなトラブルになる可能性がある。安全策は左側のフェアウェイにレイアップとなるが、グリーンは奥行きが少なく、後方から前方への傾斜もあるためウェッジでのショットの正確さが重要になる。
7番 PAR 3 284ヤード
距離の長いパー3。峡谷がホールの左サイドを走り、グリーン手前で右サイドに続く。それでもティショットが着弾するスペースは左サイドにゆったりとある。グリーンの奥行きは深く、右側のバンカーは20㎝くらいの芝に囲まれている。右側にピンが切られた場合、このホールの難易度はかなり高いものとなる。
8番 PAR 5 537ヤード
2オンが狙えるパー5でバーディを奪うチャンスホール。フェアウェイは左から右への強い傾斜があり、峡谷が対角線上に横切る。 セカンドではいくつかの木も邪魔になるケースもあり、ピンがブラインドになる。グリーンの右サイドには2つのバンカーがある。グリーンは小さく、左サイドに打ち込むとネイティブエリアが待ち構えている。右サイドのバンカーよりも左サイドのネイティブエリアのほうが手強い。グリーン手前にグリーンに向かう傾斜があるため、それを利用するのも一つの方法。
9番 PAR 3 171ヤード
グリーンはティよりも4.5から6.0mも高く、ティショットは打ち上げになる。グリーンは奥行きが40mほどあり、2つの大きなバンカーが左右にあり。グリーンは右から左、後方から前方へのスロープがあります。グリーンは縦長で、奥行きは35mとコースで最も深い一方で、横幅は最も狭いものの一つ。
10番 PAR 4 409ヤード
アップヒルのグリーンまでに一度急激に下へと向くスロープがあり、そののちアップヒルとなる。そのため数字以上に距離があると感じるホール。ティショットでは右サイドのバンカーを避ける必要があるが、フェアウェイは左サイドへの急な傾斜がある。セカンドはショートアイアンが使われることが多くなるはずだが、グリーンは3つのバンカーで囲まれていて、グリーンのアンジュレーションは後方から前方への急な傾斜がある。そのためピンよりも手前側にボールを止めることがキーポイントに。
11番 PAR 3 290ヤード
290ヤードのパー3で距離は長いものの、12mくらいの打ち下ろしのため数字よりは20ヤードほど短いと言える。グリーンは3つの大きいバンカーに囲まれているが、少し距離が足りない場合や左に曲げた時はまだリカバリーする余地があるが、ティショットの距離が長すぎたりすると、スロープを転がり落ちるようだと左奥にネイティブエリアがあるため、リカバリーするのは簡単ではない。
12番 PAR 4 380ヤード
距離の短いパー4で、左ドッグレッグしていてフェアウェイは狭い。ティショットはアップヒルのブラインドで、左に曲がげるフェアウェイに打つことになる。特にティショットの着弾エリアのフェアウェイの幅は狭い。グリーンは30mを超える幅を持つが、コースで最も大きく深い2つのバンカーがガードしている。グリーンの傾斜も急なうえに、バンカーが入り込んでいるグリーンの形状のため、セカンドショットでどこを狙うかは重要なポイント。
13番 PAR 4 507ヤード
ティショットの深い峡谷を越えるものとなり、左から右への急なフェアウェイの傾斜を避ける必要がある。良いアングルでセカンドを打つためには、広いフェアウェイの左サイドにしっかりと運ぶ必要がある。右サイドに行きすぎた場合には、ラフにつかまらない場合でも、ブラインドでバンカー越えのセカンドショットを打つことになる。グリーンの右手前にはバンカーがある。
14番 PAR 5 623ヤード
バックナインで唯一のパー5で、距離が最も長いホール。左に大きくドッグレッグする右サイドにはOBゾーンがホール全体で続く。複数のティーがあるため、どれを使うかでホールのセットアップが変わることになる。フェアウェイ右サイドのバンカーを越えるには、キャリーで300ヤード以上が必要。グリーンは深いバンカーで守られている。2オンを狙うとロングアイアンになる可能性が高いが、グリーンの傾斜を考えると、バンカーか丘を転がり落ちることになる。グリーンの右手前はかなり幅が狭く、レイアップをしたとしても簡単ではなく、グリーンは手強いターゲットになる。
15番 PAR 3 124ヤード
最も距離が短いパー3。幅の狭いグリーンは尾根の後ろの部分で広がっている。前の部分は幅が9mにも満たない。バンカー群によってガードされているため、余計にバンカーが小さく見える。グリーンの奥行きが深いのと、ティのサイズのため。このホールはセッティング次第で80ヤードから145ヤードになり、100ヤードを切るホールになる可能性も。ユニークに形のグリーンは3つの大きなバンカーに囲まれている。
16番 PAR 4 542ヤード
上がり3ホールは合計で1500ヤードを越える長さで、いずれもパー4となっている。そのなかでも一番長いのが、この16番 PAR ホール。ティショットのランディグゾーンは左側にラフと右側にバンカーで形作られている。ただ、フェアウェイそのものは幅が広い。グリーンは右手前に巨大なバンカーがあり、グリーン後方から前方への傾斜がある。グリーンそのものは最も大きいものの一つ。
17番 PAR 4 520ヤード
フェアウェイの右サイドには峡谷があるが、その右サイドがグリーンへのショットでベストアングルのポジションとなる。グリーンは50ヤード前方あたりからバンカー群で囲まれている。打ち下ろしとなるが、視覚的にもグリーン周りはバンカーで埋めつくされているように感じ、窮屈さを感じるようになっている。グリーンの奥行きは浅く、さらに右サイドにはOBゾーンがあるため、グリーンへのショットはプレッシャーを感じるものとなる。
18番 PAR 4 492ヤード
ティショットはアップヒルで、ややブラインドとなる。ランディングゾーンからのセカンドショットもややブラインドになる。それでも右サイドにボールを運ぶことができれば、グリーンへセカンドショットは良いアングルとなる。グリーンは両サイドに手強いバンカーがあるが、特に左サイドが手強い。グリーンは後方から前方へ急な傾斜がある。
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