2023‐24オフシーズンのFA選手でトップクラスの評価を受けているアーロン・ノラがフィリーズと再契約をしました。
Here to stay ❤️ pic.twitter.com/FWvKDF5SQK
— Philadelphia Phillies (@Phillies) November 19, 2023
Right-hander Aaron Nola and the Philadelphia Phillies are in agreement on a seven-year, $172 million contract, sources tell ESPN. The deal is pending a physical. But it is done, and Nola, who has spent his whole career in Philadelphia, will remain with the Phillies.
— Jeff Passan (@JeffPassan) November 19, 2023
契約の規模は7年1億7200万ドルとなります。アーロン・ノラは現在30歳ですが、31歳から37歳の7年間の契約を結んだことになります。
交渉の過程で、フィリーズ側は当初6年1億5000万ドルを提示したものの、ノラ側は7年2億1000万ドルを要求したと伝えられています。
その間をとって7年1億7200万ドルというところで落ち着いたようです。
アーロン・ノラは2014年ドラフトで1巡目全体7番目でフィリーズに指名されてプロ入りをしています。
アーロン・ノラの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。
MLBの中でも体が強いタフな投手で、2017年から2023年の7年間で平均176イニングを投げていますし、その期間の防御率は3.63と安定しています。
気になるのは30歳となった2023年シーズンの成績がイマイチだったことです。
2023年は32試合193回2/3で防御率4.46、味方の守備の影響を排除したFIPも4.03と悪化していますので、下り坂に差し掛かっていないかが懸念材料です。
アーロン・ノラの年度別の年俸の推移は以下のとおりとなっています。
- 2016(23歳)51万7500ドル
- 2017(24歳)54万4000ドル
- 2018(25歳)57万3000ドル
- 2019(26歳)450万ドル
- 2020(27歳)850万ドル
- 2021(28歳)1225万ドル
- 2022(29歳)1550万ドル
- 2023(30歳)1600万ドル
- 2024-2030(31‐37歳)2457万1429ドル
平均年俸2457万1429ドルは歴代の契約の中でも22番目に該当します。
1. マックス・シャーザー: 4333万3333ドル (2022-24)
— ジャスティン・バーランダー:4333万3333ドル (2023-24)
3. ジェイコブ・デグロム:3700万ドル (2023-27)
4.ゲリット・コール:3600万ドル (2020-28)
5. スティーブン・ストラスバーグ:3500万ドル (2020-26)
6. トレバー・バウアー:3400万ドル (2021-23)
7. ジャスティン・バーランダー:3300万ドル (2020-21)
8. ザック・グレインキー:3250万ドル (2016-21) (reduced for deferrals)
9. デビッド・プライス:3100万ドル (2016-22)
— クレイトン・カーショー:3100万ドル (2019-21)
11. クレイトン・カーショー:3071万4286ドル (2014-20)
12. マックス・シャーザー:3000万ドル (2015-21)
13. 大谷翔平:3000万ドル (2023)
14. ジェイコブ・デグロム:2750万ドル (2019-23)
15. ジョン・レスター:2583万3333ドル (2015-20)
16. ジャスティン・バーランダー:2571万4286ドル (2013-19)
17. クリス・セール:2560万ドル (2020-24)
18. フェリックス・へルナンデス:2500万ドル (2013-19)
— スティーブン・ストラスバーグ:2500万ドル (2017-23)
— ジェイク・アリエッタ:2500万ドル (2018-20)
— ジャスティン・バーランダー:2500万ドル (2022-23)
22. アーロン・ノラ:2457万1429ドル (2024-30)
MLBを代表するエースの名前が並んでいます。相場が高騰しているにしてもアーロン・ノラにやや支払いすぎではないかという気がしないでもありません。
コメント