USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール氏が、エンゼルスがマイク・トラウトのトレードに関してオープンな姿勢に変わったことを伝えています。
それを受けてCBSスポーツのR.J.Andersonが実際のトレードになる可能性がある球団をランクしています。
- ロサンゼルス・エンゼルス
- サンフランシスコ・ジャイアンツ
- ロサンゼルス・ドジャース
- フィラデルフィア・フィリーズ
- ニューヨーク・メッツ
- サンディエゴ・パドレス
- ニューヨーク・ヤンキース
マイク・トラウトはトレード拒否権を有しているため、球団間で合意に達しても、本人の同意なしには成立しないようになっています。
あくまでもトラウトがトレードを受け入れるときに限りしか、実現しません。そのこともあり、トレードが実現しないエンゼルスが一番にランクされています。
以下はマイク・トラウトの成績です。2023年の成績は9月15日時点のものとなります。
キャアリア通算で打率.301/出塁率.412/長打率.582/OPS.994という数字でまさにエリートの実績です。
今年は怪我で早々に離脱しましたが、119試合に出場した2022年は40本塁打、80打点で打率.283/出塁率.369/長打率.630/OPS.999とやはり素晴らしい成績です。
ただ、懸念されるのが故障がちなシーズンが続いていることです。2020年から2022年の3シーズンで208試合しか出場していません。そして2023年は82試合です。
トレードとなると基本的に今残っている契約を受け継ぐことになります。それはそのまま3700万ドルの年俸を38歳になる2030年まで支払い続けることになります。
それでもMLBのスタープレイヤーであることは間違いなく、そのこともマイク・トラウトの魅力となっています。
エンゼルスのファームの人材難は深刻なレベルで、マイク・トラウトのトレードであれば、トッププロスペクト(有望株)を見返りとして獲得することも可能です。
エンゼルスの事情を考えればトレードは不思議なことではないのですが、マイク・トラウト本人の決断は読めません。
エンゼルスに居続ければ、プレーオフ進出も簡単ではなく、ワールドシリーズ制覇は遠いのが現実です。
そのあたりのバランスをマイク・トラウトがどう考えるのか注目されます。
コメント