ザック・ウィーラーとフィリーズが契約延長したことをCBSスポーツがZack Wheeler extension: Phillies ace agrees to three-year, $126 million deal ahead of free agencyで伝えています。
Veteran right-handed starter Zack Wheeler and the Philadelphia Phillies have agreed to a multi-year extension that will keep him in place beyond this winter, or the end of his original five-year, $118 million contract. Wheeler’s new deal is a three-year pact worth $126 million that will begin next season, CBS Sports HQ insider Jim Bowden has confirmed.
ザック・ウィーラーは5年1億1800万ドルの契約最終年が2024年となっています。そのため今シーズン終了後にはフリーエージェントとなるはずでした。
今回の新たな契約は2025年から2027年の3年間で、金額は1億2600万ドルとなることを情報筋からJim Bowden氏が情報を得たようです。
ウィーラーの33歳という年齢もあり、契約規模そのものはずば抜けて大きい数字ではありません。
しかし、年平均では4200万ドルと非常に高額で、契約延長としては史上最高額となります。FAを含めても大谷翔平(後払いによる調整後の金額は年平均4608万1476ドル)、マックス・シャーザー、ジャスティン・バーランダー（両者ともに年平均4333万3333ドル）に続く金額となります。
編成本部長のデーブ・ドンブロウスキーは契約延長でも大金を注ぐ人物なので、フィリーズに必要と判断したザック・ウィーラーにかなりの高額契約延長を提示したことになります。
ザック・ウィーラーはフィリーズの4年間で629回1/3を投げて防御率3.06、WHIP1.06、奪三振675と素晴らしい成績を残し、3シーズンでサイヤング賞投票で票を獲得しています。
またポストシーズンにも強く11試合63回1/3で防御率2.42、WHIP0.75、奪三振68という結果を残しています。
レギュラーシーズンはもちろんのこと、ポストシーズンでのパフォーマンスを含めて高額の契約延長が成立したと言えそうです。
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