クリス・セールの放出は先発投手陣が手薄なレッドソックスの動きとしては驚きのものでした。
年俸2750万ドルのうち、1700万ドルをレッドソックスが負担する形でのトレードで、目的のひとつが年俸総額の削減であったことがうかがい知れます。
そのレッドソックスですが、さらに年俸総額の抑制のためにトレードに動く可能性があるようです。
Massive LiveのChris Cotilloが以下のように伝えています。
According to a baseball source, the Red Sox have told at least one free agent target that they need to shed more payroll before pursuing him as aggressively as they want to. https://t.co/RC1Nl02Unz
— Chris Cotillo (@ChrisCotillo) December 31, 2023
ターゲットにして交渉しているフリーエージェントの選手に、さらに本格的なオファーをする前に年俸総額の削減をする必要があると伝えているようです。
アレックス・ベルドゥーゴ、クリス・セールのトレード放出、ジャスティン・ターナーらフリーエージェントの選手により、年俸総額はかなり削減できたのですが、それでもさらに動くことになりそうです。
では、そのトレード放出候補は誰かということになるのですが、Chris CotilloはWith Chris Sale traded, what’s next for Red Sox? More subtraction, possiblyの記事で以下のように伝えています。
In that vein, one obvious trade candidate is closer Kenley Jansen, who is owed $16 million in the final year of his two-year, $32 million contract in 2024. There are some in the organization who believe the loss of Jansen, who saved 29 games in 2023, could be easily remedied.
2年3200万ドルの契約で、2024年が1600万ドルとなっているケンリー・ジャンセンが候補となるだろうと予想しています。
ジャンセンの代わりをクリス・マーティンやタナー・ハウクがクローザーを務めることができると考えているため、レッドソックス内部は放出できると考えているようです。
レッドソックスはフリーエージェントの交渉とトレード交渉を並行して行うことになりそうな気配です。
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