CBS SportsのDayn Perryによる2023 MLB Winter Meetings preview: Shohei Ohtani’s free agency, blockbuster Juan Soto trade and more questionsの記事で2023年のウィンターミーティングでの注目ポイントがまとめられています。
1. 大谷翔平は契約するのかどうか
ウィンターミーティングで大谷翔平の契約先が決まるのではないか、という観測が強まりつつあります。
また争奪戦に最終候補として残っているのは、サンフランシスコ・ジャイアンツ、シカゴ・カブス、ロサンゼルス・ドジャース、トロント・ブルージェイズ、ロサンゼルス・エンゼルスなどになったと報じられています。
そしてニューヨーク・メッツ、ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・ヤンキース、テキサス・レンジャーズなどは、すでに他の選手に方向転換していると報じられています。
すでに5億ドルのラインを超えて、6億ドルに近づき始めていると伝えられている契約の交渉も影響しているものと考えられます。
2. 山本由伸、今永昇太は契約するのかどうか
山本由伸の契約も金額が上昇していると伝えられています。2億ドル規模の契約が予想されていました。
しかし、今は2億5000万ドルの規模まで膨れ上がっているとも報じられていて、争奪戦はヒートアップしています。ヤンキース、メッツ、ジャイアンツ、ドジャース、カブスなどが積極的に動いていると報じられています。
金額も上昇しているので、マーケットの経済規模が大きいチームに絞り込まれていっています。
3. 他の大物フリーエージェント選手はどうなるのか?
大物フリーエージェントではアーロン・ノラがフィリーズと再契約したくらいで動きがありません。
- コディ・ベリンジャー(CF/1B)
- マット・チャップマン(3B)
- ブレイク・スネル(LHP)
- エデュアルド・ロドリゲス(LHP)
- マーカス・ストローマン(RHP)
- ルーカス・ジオリト(RHP)
- ジョーダン・モンゴメリー(LHP)
これらの選手も大谷翔平が決まらないと動きが停滞しがちになるのですが、ウィンターミーティングではさすがに動きがありそうです。特に先発投手に関してはトレードでの動きもあるため、そろそろ決断するタイミングと予想されます。
4. ヤンキースはファン・ソトのトレードを成立させるのか?
カブスなどもファン・ソトのトレードに関心を持っているとされていましたが、最近はヤンキースの動きしか報じられていません。
アーロン・ジャッジの周りに強打者、特に左打者を必要としていることをブライアン・キャッシュマンGMは認めています。
すでに交換要員のやりとりをしていて、パドレス側のオファーをヤンキースが拒否し、さらにヤンキースがカウンターオファーをしたとも伝えられています。ただ、トレード成立に近いとも言えない面もあるようですが、ウィンターミーティングで一気に話が進むか注目されます。
5. 他の大型トレードが成立するのか?
ファン・ソトのトレードに関心が集まっていますが、以下のトレードの動きも注目されます。
- ディラン・シーズ(ホワイトソックス)
- コービン・バーンズ(ブルワーズ)
- タイラー・グラスノー(レイズ)
- シェーン・ビーバー(ガーディアンズ)
- ピート・アロンソ(メッツ)
- ボー・ビシェット(ブルージェイズ)
ただ、これ以外にもグレイバー・トーレスの名前も報道では上がっています。FA市場は人材が豊富とは言えませんので、トレード市場での動きも注目したいところです。
コメント