ヤンキースは1年しか契約が残っていないファン・ソトのトレード補強にも小さくない代償を支払いました。
ヤンキースの首脳陣のスタンスには明らかに”Win Now”です。しかし、それを達成するには、マイケル・キングを放出した先発投手陣、リリーフ投手陣に穴がある状態となっています。
そのヤンキースの今後についてオーナーのハル・スタンブレイナーが以下のような考えを持っていることがニューヨークポストで伝えられています。
Managing partner Hal Steinbrenner is said to be on board with the concept of a serious addition to a rotation that’s suffered a couple losses via trade and free agency.
ファン・ソトの獲得で打線は強化されましたが、先発ローテが不安定では不安が残ります。2024年しか残っていないソトを獲得した時点で、勝ちに行っているわけですから、先発ローテ補強は欠かすことのできないものです。
具体的にはどのような選手の獲得に動いているのかについてはニューヨークポストやUSAトゥデイでまとめられています。
ニューヨークポストでは以下のように書かれています。
The Yankees continue to talk with top free-agent starters Blake Snell, the reigning NL Cy Young winner, and Jordan Montgomery, an October hero for the Rangers, while also considering big-time trade candidates, including Dylan Cease, sources familiar with the situation said.
ブレイク・スネル、ジョーダン・モンゴメリーらFA選手と話をしていて、さらにトレードではホワイトソックスのディラン・シーズなどが交渉のテーブルに上がっているようです。
USA TODAYでは以下のように書かれています。
This means they could overpay, at some point, for Dylan Cease, although they’re balking at the price. The Yankees also have had discussions for Jesus Luzardo of the Marlins and Shane Bieber of the Guardians. They could even jump into the Hader marketplace. But the Yankees will spend, trade and do everything possible to assure they are playing deep into October.
マーリンズのヘスス・ルサルド、ガーディアンズのシェーン・ビーバー、FAのジョシュ・ヘイダーにも関心を示して交渉しているようです。
ディラン・シーズに関しては、求められる交換要員の質が高いため交渉が進み切ってはいないことも併せて伝えられています。
まとめると以下のような選手に関心を持っていることになります。
- ブレイク・スネル(FA)
- ジョーダン・モンゴメリー(FA)
- ジョシュ・ヘイダー(FA)
- ディラン・シーズ(ホワイトソックス)
- ヘスス・ルサルド(マーリンズ)
- シェーン・ビーバー(ガーディアンズ)
地区4位に沈んだロースターの強化に、さらにヤンキースが踏み込むことは確実で、今後が注目されます。
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