ヤンキースは左打ちの野手が補強ポイントで、ポジションとしては外野手と三塁手がその候補となります。
その中でも強い関心を持っていると伝えられているのはパドレスのファン・ソトとカブスからFAとなったコディ・ベリンジャーです。
気になるのは、ヤンキースがどちらのほうに強い関心を持っているのか?というところです。
そのことについてMLBネットワークのJon MorosiがOhtani’s approach in free agencyの動画で回答しています。
“I believe the Yankees will be in there until the very end on Bellinger this offseason,”
“I would say Bellinger [is the higher priority], because with Bellinger right now it is a free-agent contract to where if you sign him, he’s yours presumably for the long term,” Morosi said. “Whereas Soto, it’s one year and then you hope to find a way to get him extended.”
ヤンキースがコディ・ベリンジャーに強い関心を持っていること。その理由としてソトは1年しか契約が残っていないのに対して、ベリンジャーはFAのため長期的に契約を結べることが挙げられています。
ファン・ソトのトレードでそれなりのプロスペクトなどをパッケージにする必要があります。しかも年俸は3000万ドルを超えて、1年しかチームがコントロールできないソトで契約延長ができる保証もありません。
もっと年数が残っている選手にプロスペクトをパッケージにするならバランスがとれますが、2024年シーズン終了後にFAとなるファン・ソトに大きな代償を支払うのは躊躇するところがあります。
ただ、コディ・ベリンジャーにも不安がないわけではありません。2017年から2020年は打率.273/出塁率.364/長打率.547/OPS.911と素晴らしい成績でした。
しかし、2021年は95試合で打率.165/出塁率.240/長打率.302/OPS.542、2022年は打率.210/出塁率.265/長打率.389/OPS.654と数字を落としていました。
この2年合計では打率.193/出塁率.256/長打率.355/OPS.611と壊滅的な成績で、2023年の打率.307/出塁率.356/長打率.525/OPS.881だけで完全復活ととらえていいのか疑問符がつきます。
成績としてはファン・ソトのほうが安定した結果を残し続けています。
ヤンキースが何を優先して動くのか注目されます。
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