ヤンキースのシーズンオフの方向性を見るうえで、FAになる選手、または年俸調停の権利を有している選手への対応が注目されます。
その中でも誰に契約を提示し、誰に契約を提示しないのかは興味深いポイントの一つです。
SNYのPhillip Martinezが5 players Yankees could non-tender during 2023-24 MLB offseasonで、ノンテンダーについて分析しています。
Phillip Martinezによると以下の17名がヤンキースで年俸調停の権利を有しているとのことです。
- グレイバー・トーレス
- クレイ・ホームズ
- ドミンゴ・ヘルマン
- ルー・トリビーノ
- ネスター・コーテズ
- ホセ・トレビーノ
- マイケル・キング
- クラーク・シュミット
- ジョナタン・ロアイシガ
- カイル・ヒガシオカ
- ジェイク・バウアーズ
- フランチー・コルデロ
- ビリー・マッキニー
- マット・ボウマン
- アルバート・アブレイユ
- ジミー・コルデロ
- ライアン・ウェバー
この中の選手のうちドミンゴ・ヘルマン、カイル・ヒガシオカ、ビリー・マッキニー、ジミー・コルデロ、ライアン・ウェバーの5人がノンテンダーになるのではないかと予想されています。
- ドミンゴ・ヘルマン:20試合(19先発)、108回2/3、防御率4.56、WHIP1.08、奪三振率9.4、与四球率2.8
- カイル・ヒガシオカ:90試合260打席、10本塁打、34打点、打率.236/出塁率.274/長打率.413/OPS.687
- ビリー・マッキニー:48試合147打席、6本塁打、14打点、打率.227/出塁率.320/長打率.406/OPS.726
- ジミー・コルデロ:31試合(1先発)32回3/2、防御率3.86、WHIP1.07、奪三振率9.4、与四球率2.8
- ライアン・ウェバー:8試合14回1/3、防御率3.14、WHIP1.26、奪三振率4.4、与四球率0.6
ドミンゴ・ヘルマンは年俸が440万ドルくらいになる予想で、FAで補強するくらいなら残しておいてもよい金額です。しかも、6月までは好調でした。ただ、クラブハウスで起こした飲酒事件のことが決定的なダメージになる可能性がありそうです。
カイル・ヒガシオカもチームへ継続的に貢献してきましたが、オースティン・ウェルズの台頭を理由にノンテンダーが予想されています。
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