FA市場での大物として評価されてきた大谷翔平、山本由伸、ジョシュ・ヘイダーの契約が決まり、トレード市場での大物とされてきたファン・ソトが移籍をしました。
この動きにかかわったドジャース、ヤンキースなどはすでに補強の大きな動きを終えて、あとは短いFA契約か、マイナー契約の動きが中心になると予想されます。
大物の動きには積極的だったチームも、残るフリーエージェント市場ではさほど大きな関心を示してはいないように見受けられる状況です。
そのような中、2024シーズン開幕までに大きな動きを見せる可能性があるチームについて、USA TODAYのJon HoeflingがLatest MLB rumors: Free agent and trade news feature Clase, Martinez, Bellinger and moreで以下のように伝えています。
After all, teams like the Chicago Cubs, Boston Red Sox, and Toronto Blue Jays are still looking to make a splash this offseason.
いまだにシカゴ・カブス、ボストン・レッドソックス、トロント・ブルージェイズが大型契約が必要になる選手の獲得に動いているようです。
すでにシカゴ・カブスはコディ・ベリンジャーとの再契約、トロント・ブルージェイズはブレイク・スネルとの契約などで名前が挙がっています。
レッドソックスはフロントがシーズンオフ当初に積極的な補強に動くことを明言しましたが、いまだ果たせていない状態で、戦力強化が必要となっています。
ア・リーグ東地区の5位に沈んだレッドソックスですが、いまだ大きな戦力アップを期待できるような補強はできていません。
その一方で、同4位だったヤンキースはファン・ソト、マーカス・ストローマンなどを加えて、戦力が強化されています。
ア・リーグ東地区のオリオールズ、レイズ、ブルージェイズの上位3チームはいずれもプレーオフに進出するなど、レベルの高い地区です。このままではレッドソックスが2024年も苦戦するのは必至です。
今後の2024年シーズン開幕までは特にカブス、ブルージェイズ、レッドソックスの3チームの動向を注目したい状況です。
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