ヤンキースは山本由伸に3億ドルを用意して、積極的に獲得に動きましたが、争奪戦に敗れました。
しかし、ファン・ソトのトレードで、有力な先発ローテ候補のマイケル・キングとバックアップレベルの先発投手を失いましたので、何とか補強する必要があります。
ニューヨーク・ポストのJon HeymanのYankees showing interest in Blake Snell with one fear in their wayという記事によると、ヤンキースがブレイク・スネルに関心を示しているようです。
The Yankees have been eyeing their former starter Jordan Montgomery most of winter, and now they are also considering NL Cy Young winner Blake Snell.
レンジャーズからFAとなったジョーダン・モンゴメリーに興味を示し続けていますが、さらに「現在はブレイク・スネルにも関心を示している」とのことです。
では、ブレイク・スネルのほうはどうかというと、以下のように代理人のスコット・ボラス氏は話しているようです。
“Snell has won a Cy Young both on the East and the West Coast, and in both leagues. He is open to all clubs and is seeking winning and competitive environments,”
スネルはナ・リーグのパドレスだけでなく、東海岸のレイズでもサイヤング賞を獲得していることに触れて、優勝を争えるチームであることが条件であること以外は、オープンな姿勢でオファーを待っているようです。
ブレイク・スネルの成績は以下の表のとおりとなっています。
2023年は32試合180回で防御率2.25、14勝9敗、奪三振234、WHIP1.19という成績で、サイヤング賞を獲得しています。
気になるのはサイヤング賞を獲得した年以外は規定投球回数に達していないことです。
ただ、マウンドに立つことができていれば、相手をねじ伏せる投球ができるブレイク・スネルです。
ゲリット・コールとのNO.1‐2を組むことができるのか、今後のヤンキースの動きが注目されます。
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