2020年の29歳から年平均3600万ドルの9年3億2400万ドルの契約をヤンキースとゲリット・コールが結んでいます。
そのゲリット・コールが2024年シーズン終了後にフリーエージェントになるオプトアウトの権利を有しています。
33歳でシーズン開幕を迎え、9月に34歳になるゲリット・コールですが、9年3億2400万ドルの契約は以下のようになっています。
- 2020年(29歳)3600万ドル
- 2021年(30歳)3600万ドル
- 2022年(31歳)3600万ドル
- 2023年(32歳)3600万ドル
- 2024年(33歳)3600万ドル
- 2025年(34歳)3600万ドル
- 2026年(35歳)3600万ドル
- 2027年(36歳)3600万ドル
- 2028年(37歳)3600万ドル
ゲリット・コールがフリーエージェントになるオプトアウトを行使するときには、2025年から2028年の4年1億4400万ドルを放棄することになります。
2024年に再びサイヤング賞級の成績を残した場合には、5年から6年契約で、さらに高額の年俸を手に入れることができる可能性があるゲリット・コールです。
ただ、このオプトアウトをヤンキースが阻止する方法があります。
USA TODAYのBob Nightengaleが‘Let’s make history:’ Unfazed Rangers look to win back-to-back World Series titles | Nightengale’s Notebookで以下のように伝えています。
While Yankees ace Gerrit Cole has an opt-out after this season, the Yankees can merely add another year to his nine-year, $324 million contract for $36 million to retain him through 2029.
10年目となる2029年に3600万ドルの年俸を加えることで、ヤンキース側がゲリット・コールの持つオプトアウトを無効にすることができるとのことです。
オプトアウト破棄のために2029年まで契約を保証することになると、平均年俸は変わりませんが、38歳となるシーズンまで契約するリスクを受け入れることになるヤンキースです。
ゲリット・コールが2024年シーズンに故障なく健康で、良いパフォーマンスを見せたときに、ヤンキースがオプトアウトの阻止に動くかどうか注目されます。
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