シーズンオフに最もアクティブに動いているドジャースが、さらに戦力補強に踏み切りました。
レッドソックスからフリーエージェントとなっていたジェームズ・パクストンと合意したことが伝えられています。
James Paxton and Dodgers now in agreement. $11M plus $1M Opening Day roster bonus plus $1M incentives.
— Jon Heyman (@JonHeyman) January 23, 2024
保証されている金額が1100万ドルで、開幕時にロースター入りを果たすと100万ドル、それとは別にインセンティブが100万ドルという内容で合意したとのことです。
そのためジェームズ・パクストンはインセンティブをすべて達成すると1300万ドルを手にすることができます。
山本由伸を加えてローテーションが強力になったとされるドジャースですが、まだ現実には1球もMLBのマウンドで投げていません。
またタイラー・グラスノーは故障が多く、投球回数を消化するのにも苦労していますし、ウォーカー・ビューラーは2回目のトミージョン手術からの復活の途上にあります。
4番手が見込まれているボビー・ミラーは2023年に22試合124回1/3で防御率3.76と結果を残しましたが、フルシーズンを投げたことはありません。
能力的には非常に高い投手がそろっているのですが、不安材料がないわけではありません。
これもまた故障がちで不安が残るものの、5番手にジェームズ・パクストンを加えることができたことは、ベテラン投手で先発ローテに厚みを加えたことになります。
ジェームズ・パクストンの2023年は19試合96回で防御率4.50、WHIP1.31という結果を残しています。
以前のようにフロントライン級の期待をするのは酷ですが、バックエンドとしてなら負担も少なく、ローテを飛ばすことも可能なので、フルシーズンでの投球が期待されます。
【予想される先発ローテーション】
- 山本由伸
- タイラー・グラスノー
- ウォーカー・ビューラー
- ボビー・ミラー
- ジェームズ・パクストン
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