山本由伸がドジャースと契約したことで、フリーエージェント市場に残るトップ選手はブレイク・スネルとジョーダン・モンゴメリーとなります。
ジョーダン・モンゴメリーはレンジャーズとの契約が有力視されていますが、ブレイク・スネルはまだ特定球団との特別な進展までは報じられていません。
そのブレイク・スネルですが、ナ・リーグ西地区のチームから特別な関心を持たれる理由があると、USA TODAYのBob NightengaleがWhy are there no Black catchers in MLB? Backstop prospects hoping to change perceptionで以下のようなデータを挙げて説明しています。
Arizona: 5-1, 1.11 ERA
San Francisco: 5-1, 1.61 ERA
San Diego: 1-0, 1.80 ERA
Los Angeles: 2-2, 2.59 ERA
Colorado: 3-2, 3.60 ERA
キャリア通算成績で、対パドレスのデータはレイズ在籍時のもので母数は多くありません。
しかし、それ以外でもダイヤモンドバックスには防御率1.11で5勝1敗、ジャイアンツには防御率1.61で5勝1敗、ドジャースには防御率2.59で2勝2敗、ロッキーズに防御率3.60で3勝2敗という素晴らしい数字が残っています。
ブレイク・スネルに関心を持っていると報じられた球団は以下のとおりとなっています。
- ニューヨーク・ヤンキース
- サンフランシスコ・ジャイアンツ
- フィラデルフィア・フィリーズ
- ロサンゼルス・エンゼルス
- トロント・ブルージェイズ
ただ、ヤンキースはマーカス・ストローマンと契約し、ジャイアンツはジョーダン・ヒックスを先発起用する方針で獲得したため、両球団の関心は低下しているものと考えられます。
2億ドルをラインとして交渉しているとされるブレイク・スネルですが、希望している額だとフィットする球団が少なくなってきています。
代理人はスコット・ボラス氏で、スプリングトレーニングの開始に間に合わないことに、ためらわない交渉をするため、ブレイク・スネルはもう少し時間がかかるかもしれません。
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