ルーカス・ジオリトと2年3850万ドルで契約したと伝えられるレッドソックスが、トレード市場でも動きを見せました。
チームの核、エースの立場にあったクリス・セールをブレーブスに放出し、プロスペクトのボーン・グリソムを獲得したことが伝えられています。
ブレーブスはスペンサー・ストライダー、マックス・フライド、チャーリー・モートンとなる先発ローテーションにクリス・セールを加えたことになります。
一方でレッドソックスは、ルーカス・ジオリトの獲得によって余剰が生じていた先発ローテ投手を放出し、年俸総額を削減したことになります。
The deal: Chris Sale and $17 million to Atlanta for Vaughn Grissom, who has the full 6 years of team control remaining.
— Alex Speier (@alexspeier) December 30, 2023
クリス・セールの2024年の年俸は2750万ドルですが、そのうちレッドソックスが1700万ドルを負担することになるため、ブレーブスが実際に負担するのは1050万ドルとなります。
クリス・セールは全球団へのトレード拒否権を有していましたが、それを放棄してトレードを受け入れたことになるようです。
これでレッドソックスの先発ローテは以下のような編成になります。
- ルーカス・ジオリト(投球回184.1/防御率4.88/WHIP1.31)
- ニック・ピベッタ(投球回142.2/防御率4.04/WHIP1.12)
- ブライアン・ベイオ(投球回157.0/防御率4.24/WHIP1.34)
- カッター・クロフォード(投球回129.1/防御率4.04/WHIP1.11)
- タナー・ハウク(投球回106.0/防御率5.01/WHIP1.37)
クリス・セールを放出したことで、ルーカス・ジオリトがエース格になりますが、明らかにア・リーグ東地区を勝ち抜けるような編成とは言えません。
レッドソックスはさらに先発ローテ投手の獲得に動くことになりそうです。
ボーン・グリソムは22歳の内野手でセカンドとショートを守ることができます。
2022年にメジャーデビューを果たし、2年間で62試合に出場し打率.287/出塁率.339/長打率.407/OPS.746という成績を残しています。
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