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カルロス・ロドンに不安材料…ヤンキースの先発ローテの軸が不安定な投球

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ヤンキースの2024年の先発ローテは、故障者が健康に投げてくれることによるレベルアップが期待された布陣です。

その中でも6年1億6200万ドルで契約したカルロス・ロドンの復活は強く期待されるものです。

ところがシーズン開幕前の調整では、不安を払しょくすることができていないものとなっています。

以下はニューヨークポストのCarlos Rodon gives up two homers, velocity down in ugly Yankees outingからの引用です。

Rodon gave up three runs on two homers in three-plus innings of work Wednesday afternoon against the Rays in Tampa, allowing five hits and a walk with one strikeout.

水曜日(2024年3月6日)のレイズ戦では3回余りを投げて、2本の本塁打を含む5安打を許し、与四球1、奪三振1で3失点を喫しています。

表面的な数字が良くないのですが、それ以上に気にかかるのが球速に関する情報です。同じくニューヨークポストからの引用です。

He was in better shape and his fastball velocity in live batting practices had been sitting around 94-95 mph and touching 97 mph, with Rodon saying in the first week of camp it was “easier to get that velocity.”

But it hasn’t exactly shown up in his first two exhibitions.

In Rodon’s first start of the spring on Feb. 25 against the Blue Jays, his fastball averaged 93.6 mph and topped out at 95.9 mph.

Then, after throwing live batting practice his last time out, his fastball on Wednesday averaged 93.2 mph and maxed out at 94.8 mph.

キャンプの第1週ではファーストボールは平均して94‐95マイルが出ていて、最速では97マイルを打撃練習の登板では記録していたようです。ところが、そのあとの2月25日の登板では平均が93.6マイル、最速が95.95マイル、水曜日は平均93.2マイル、最速94.8マイルまで落ちたようです。

球速が思ったようには出ていないことはカルロス・ロドン本人も認めているものの、単に調整段階にある調子の悪い日だったというようなコメントを残しています。

ファーストボールとスライダーが生命線の投手で、特にファーストボールのクオリティはカルロス・ロドンのパフォーマンスの大きなカギを握っています。

山本由伸の獲得に失敗した後、マーカス・ストローマンに即座に軸を移したのも、カルロス・ロドンがゲリット・コールに続くNO.2の役割を果たしてくれるだろうという算段があったからです。

故障だらけだった2023年の後のため、健康面にも不安が残っています。ヤンキースの打線の補強が活きるかどうかは、先発ローテのクオリティが大きく左右します。

カルロス・ロドンが不安を払しょくしてシーズンを迎えられるか、今後の登板が注目されます。

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