大谷翔平の獲得に動くとの情報が流れ、その中でも有力な契約先候補となっているのがロサンゼルス・ドジャースです。
ニューヨーク・ポストの名物記者であるジョエル・シャーマン氏がDodgers’ Shohei Ohtani pursuit comes with big questionsの記事で、ドジャースと大谷翔平との契約について分析しています。
以下のような理由からドジャースが大谷翔平の争奪戦の有力候補だと述べられています。
- MLBで最もコンスタントに優勝している
- 地理的に大谷翔平の好みに合っている
- 5億ドルという値段にも対応できる
ドジャースのシーズンとプレーオフの成績は以下の表のとおりとなっています。
この11年間10度の地区優勝を果たしています。しかも、地区優勝できなかった2021年でも106勝していて、僅か1ゲーム差で及ばなかっただけです。これほどプレーオフに出続けているチームは今、MLBには存在しません。大谷翔平が勝つことにこだわるのならば、ドジャースは最適な選択肢です。
また大谷翔平は東海岸ではなく西海岸のチームを望んでいるというのは、もはや定説となっています。そうなると選択肢はドジャース、ジャイアンツ、マリナーズ、パドレス、そしてエンゼルスの5球団ということになります。
その中でも5億ドルを支払う経済力に不安がないのはドジャースとジャイアンツの2球団となります。また、ドジャースは2023年シーズン終了後にトレバー・バウアー、J.D.マルティネス、クレイトン・カーショー、ヘンリケ・ヘルナンデス、フリオ・ウリアスなどがFAとなるため、予算の枠に柔軟性も生まれます。
ただ、ドジャースがこのオフは先発投手の補強にフォーカスせざるを得ないので、手術をうけて2024年は投げれない大谷翔平に大金を費やせるのか?という疑問符があるとジョエル・シャーマン氏は伝えています。
あとは大谷翔平がドジャースタジアムで打つことを望んでいないという少し理にかなわない噂もあることが伝えられています。
両リーグがDHを採用することになり、大谷翔平の選択肢は広がっています。J.D.マルティネスがFAとなりますので、DHを空けておくこともドジャースは可能です。
5億ドルという値段をクリアすれば、あとは大谷翔平の好みの問題ではないかとも思えます。シーズンオフの大谷の決断が注目されます。
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