ヤンキースは数字上、プレーオフの進出の可能性が残る状態で、ロースターをプロスペクト中心に切り替えていきました。
その中の一人がジェイソン・ドミンゲスです。ジェイソン・ドミンゲスはプロスペクトランキングで、2023シーズン前には以下のように評価されていました。
- ベースボールアメリカ:67位
- MLB公式サイト:47位
- ベースボールプロスぺクタス:63位
ヤンキースが抱えるトッププロスペクトの一つで、2023年シーズンに昇格を果たし、センターを守りながら8試合33打席で4本塁打で打率.258/出塁率.303/長打率.677/OPS.980と期待に応える数字を残していました。
しかし、手術を受け回復に10カ月前後を要する見通しとなり、2023年シーズンだけでなく2024シーズンも不透明になる状況となっています。
そのような状況下でブルージェイズでセンターを守るケビン・キアマイアーがヤンキースとの契約に関心持っていることを、ニューヨークポストが“Kevin Kiermaier open to Yankees’ free-agency pursuit: ‘Especially like here’”で伝えています。
“I like the AL East. I’ve played in the division my entire career. I especially like here and Fenway,”
ケビン・キアマイアーがヤンキースとのシリーズ中に発言した内容で、”here and Fenway”のhereはヤンキースタジアムを指しています。
ケビン・キアマイアーの年度別の成績は以下の表のとおりとなっています。
2023年は打率.270/出塁率.327/長打率.429/OPS.756で、通算成績の打率.250/出塁率.310/長打率.410/OPS.719を上回っています。
またOPS+も108で平均値を上回っています。
守備に加えて魅力になるのが、年俸です。年俸の推移は以下のとおりとなっています。
年度 | 年齢 | チーム | 年俸 |
---|---|---|---|
2015 | 25 | TB | $513,800 |
2016 | 26 | TB | $514,400 |
2017 | 27 | TB | $3,166,667 |
2018 | 28 | TB | $5,666,667 |
2019 | 29 | TB | $8,166,667 |
2020 | 30 | TB | $10,166,667 |
2021 | 31 | TB | $11,166,666 |
2022 | 32 | TB | $12,166,666 |
2023 | 33 | TOR | $9,000,000 |
レイズとの6年5350万ドルの契約が終了しFAとなったブルージェイズとの契約は900万ドルとなっています。
単年契約で年齢も34歳となるためジェイソン・ドミンゲスへのつなぎ役としても最適です。
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