かつてはヤンキースのエースとして期待されて、ゲリット・コールとともに先発ローテの中核を担うはずだったルイス・セベリーノがFA市場で契約を手にしことが伝えられています。
Right-hander Luis Severino and the New York Mets are finalizing a one-year, $13 million contract, sources familiar with the deal tell ESPN. Severino, 29, will join the Mets and a rotation in significant need of help after spending his eight-year career with the New York Yankees.
— Jeff Passan (@JeffPassan) November 29, 2023
29歳のルイス・セベリーノはニューヨーク・メッツと1年1300万ドルで合意したようです。
ルイス・セベリーノは2019年から2023年の5年5225万ドルの契約を結んでいました。セベリーノの年俸の推移は以下のとおりとなっています。
- 2016(22歳)52万1300ドル
- 2017(23歳)55万975ドル
- 2018(24歳)60万4975ドル
- 2019(25歳)450万ドル
- 2020(26歳)1050万ドル
- 2021(27歳)1075万ドル
- 2022(28歳)1150万ドル
- 2023(29歳)1500万ドル
年俸調停の部分を買い取る契約だったのですが、ヤンキースにとって、あまりうまく行ったとは言えません。この2019年から2023年の5年間での通算成績は
45試合209回1/3で防御率4.47、13勝12敗、奪三振216、WHIP1.26と低迷していますし、満足にマウンドにも立てていません。
この成績に5年間でヤンキースは5250万ドルを支払ったことになります。
ルイス・セベリーノの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。
19試合102イニングではありますが、2021年のように防御率3.18、WHIP1.00という成績でフルシーズンを投げてくれるなら、1年1300万ドルは格安です。
ただ、2023年は同じ19試合で防御率6.65、WHIP1.65という酷い成績に終わっていますので、確実に計算できるとは言い難いのは事実です。
メッツの先発ローテは千賀滉大とホセ・キンタナが確定しているだけで穴だらけのため、セベリーノとの契約では不十分な補強と言えます。
メッツは資金力がありますので、次なる補強が注目されます。
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