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ヤンキースと大谷翔平の契約は現実的ではない?大手メディアが分析

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大谷翔平の争奪戦に名前が挙がるのがニューヨークヤンキースです。資金力があり、左打ちの打者を必要としているというニーズにマッチしていることが、その主な理由として語られます。

しかし、ニューヨークポストのJoel Sherman氏はHow to fix the Yankees, Part II: Free-agent and trade options that can make a differenceは、ヤンキースが契約に踏み切れないと予想される理由について言及しています。

その理由として、ヤンキースが大谷翔平と契約することは、同様にDHのジャンカルロ・スタントンの契約における支出が死に金になってしまうと指摘します。

ジャンカルロ・スタントンは13年3億2500万ドルの契約が2027年まで残っています。ジャンカルロ・スタントンの年齢が33歳に達し、故障がちであることを考えると、DH以外では起用することは見込めません。

そこに大谷翔平の5億ドルの契約が入り、DHでほぼ起用されることになると、スタントンの1億2000万ドルが死に金になってしまいます。

Joel Sherman氏は、オーナーのハル・スタインブレナーがそれを受け入れる可能性は低いと予想しています。

ジャンカルロ・スタントンのスタッツは以下の表のとおりとなっています。

Giancarlo Stanton_230930

Sherman氏は他にも補強候補となるコディ・ベリンジャー、フアン・ソトについても言及しています。

コディ・ベリンジャーは成績の波が大きい選手です。彼の成績は以下の表のとおりとなっています。

コンスタントに良い成績を残していたわけではなく、2023年に好成績を残せているものの、2024年以降もよいかといわれると疑問符がつきます。

そのため同様に契約する前シーズンの成績だけが良かったカルロス・ロドンに投資した6年1億6200万ドルのように、コディ・ベリンジャーとの契約もなる可能性があるとJoel Sherman氏は危惧しています。

さらにファン・ソトに関しては、獲得に4人から5人のプロスペクトがトレードのために必要になるし、2024年だけしか契約が残っていません。さらに契約延長となると4億5000万ドルになる可能性があり、望ましくないとJoel Sherman氏は指摘しています。

ヤンキースのシーズンオフの補強は頭を使うか、金を大量に使うかのどちらかになりそうです。ロースターの穴をどう埋めていくのか注目されます。

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