2023-24シーズンオフのトレードの目玉の一人となりそうなのがサンディエゴ・パドレスのフアン・ソトです。
25歳と年齢が若く、MLB6シーズンで150試合以上の出場が4回と健康面も不安がありません。
通算での成績は打率.284/出塁率.421/長打率.524/OPS.946と素晴らしいエリートと呼んで差支えのないものです。
すでにヤンキースが強い関心を示していますが、新たにカブスも強い関心を持っていることが報じられています。
670 The ScoreのBruce Levine氏がSources: Cubs will be involved in the Juan Soto trade sweepstakesというタイトルの記事でカブスがファン・ソトに関心をもっていることを伝えています。
また同時にそのパドレス側がクリストファー・モレルを高く評価して、交換要員になる可能性があると伝えられています。
パドレスは年俸総額を5000万ドル程度削減する方向性のため、2024年の年俸が3000万ドルは超えることが確実な、ファン・ソトの放出は、その方針の助けになります。
またファン・ソトは2024年シーズンが年俸調停の最終年で、2025年にはFAとなりますので、パドレスとしては売り時となっています。
カブスはクリストファー・モレル以外にもプロスペクトの層が厚いため、パドレスが望むような選手を用意できるともBruce Levineは伝えています。
カブスで2023年に20本以上の本塁打を打った選手は以下のとおりとなっています。
- コディ・ベリンジャー(26本)
- クリストファー・モレル(26本)
- パトリック・ウィズダム(23本)
- ダンスビー・スワンソン(22本)
- イアン・ハップ(21本)
- 鈴木誠也(20本)
このうちコディ・ベリンジャーがFAとなります。全体として長打力がないわけではないのですが、中軸となると長打力が弱いところがあります。
ファン・ソトを獲得するチームは、契約延長を模索する可能性が高いため、そのあたりも含めて争奪戦の行方が気になるところです。
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