ヤンキースの絶対的エースであるゲリット・コールの右ひじに不安が生じています。
MRI検査を受けたものの、複数の医者の見解を受けて判断する方針のため、状況が明らかになっていません。
ただ、ヤンキースがホワイトソックスに先発投手のトレードのオファーをしたという情報から見ると、あまり芳しいものではないのかもしれません。
ヤンキースがホワイトソックスにディラン・シーズのトレード獲得に関する新たなオファーをしたとの情報が流れています。
USA TODAYのBob Nightengaleが以下のように伝えています。
The Yankees, while awaiting news on Gerrit Cole, have re-engaged with the Chicago White Sox and made a new proposal for ace Dylan Cease, but the new offer once again did not include prized outfield prospect Spencer Jones.
— Bob Nightengale (@BNightengale) March 12, 2024
以前にもディラン・シーズの獲得に動いていたと報じられていましたが、ゲリット・コールの状態の結果待ちの今、新たなオファーをホワイトソックスにしたようです。
前回のヤンキースのオファーの際は、ホワイトソックスがヤンキースのトッププロスペクトであるスペンサー・ジョーンズを交換要員として要求したことで合意できなかったと伝えられています。
そして今回のヤンキースのオファーでもスペンサー・ジョーンズは含まれていないようです。
スペンサー・ジョーンズは2024年のプロスペクトランキングでMLB全体で以下のようにランクされています。
- ベースボールアメリカ:46位
- MLB公式サイト:84位
- ベースボールプロスペクタス:33位
このスペンサー・ジョーンズを手放したくないというのはヤンキースの強い意志のようで、今回のオファーにも含めていないようです。
ヤンキースは先発ローテ補強にFA契約よりもトレードを優先させているようで、ブレイク・スネルに新たなオファーをしていることはないと報じられています。
SNYのAndy Martinoは以下のように伝えています。
The Cole news has not reignited the Yankees’ onetime pursuit of free agent ace Blake Snell, per league sources.
ディラン・シーズに関する動きはゲリット・コールの右ひじに不安が出る前からもあったことですが、今のほうがはるかに緊急度が増しています。
ホワイトソックスが首を縦に振るパッケージをヤンキースが用意できているのか注目されます。
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